三菱 アウトランダー スポーツ に2021年型、ブラックエディション設定 2月米国発売

「ダイナミックシールド」のデザインコンセプトを進化

最新の先進運転支援システムを導入

2.0リットルと2.4リットルエンジンを設定

三菱 アウトランダー スポーツ( RVR に相当)の2021年モデルのブラックエディション
三菱 アウトランダー スポーツ( RVR に相当)の2021年モデルのブラックエディション全 21 枚

三菱自動車 (Mitsubishi Motors)の米国部門は1月4日、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)の2021年モデルを2月、米国市場で発売すると発表した。現地ベース価格は、2万0995ドル(約217万円)だ。

「ダイナミックシールド」のデザインコンセプトを進化

アウトランダースポーツは、2020年モデルで大幅な改良を受けた。外観は、「ダイナミックシールド」のデザインコンセプトを進化させた。具体的には、フロントバンパー、ボンネット、フェンダーを変更した。左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を、水平・垂直基調のスクエアなラインで構成。バンパー下部をスキッドプレート形状とすることで、力強さや堅牢さを表現した。また、フードに厚みを持たせたことにより、存在感を高めたフロントフェイスとした。

LEDを多用したフロントのランプデザインも一新されており、ウインカーとフォグランプをバンパーサイドに配置した。リアは、ウインカー以外のコンビネーションランプをLEDとし、車幅いっぱいに広がる水平基調の特長的でシャープなテールランプとすることで、ワイド感を強調した。また、バンパーも新デザインで、下部をスキッドプレート形状として、さらなる力強さを表現している。

インテリアは、ファブリック素材の見直しなどにより、全体の質感を引き上げた。各種スイッチ類にも改良を施した。最新の車載コネクティビティを採用スマートフォン連携ディスプレイオーディオの「SDA」(スマートフォンリンク・ディスプレイ・オーディオ)を改良し、タッチスクリーンのディスプレイサイズを、従来の7インチから8インチに大型化した。この最新の8インチSDAシステムを、SEグレードに搭載。また、USBメモリーに保存されている動画を、車両停止時に限って、SDA画面上で視聴できるようにした。

最新の先進運転支援システムを導入

2021年モデルには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を導入した。全グレードに、「フォワード・コリジョン・ミティゲーション(FCM、衝突被害軽減ブレーキシステム)」、「レーン・ディパチャー・ウォーニング(LDW)」、「オートマチック・ハイビーム(AHB)」を標準装備した。

さらに、「ES」グレード以上には、雨滴感知ワイパー、LEDフォグランプ、自動ルームミラーを標準装備している。

2021年モデルには、新設定のスタイリッシュな「リミテッドエディション」と、リニューアルした「ブラックエディション」をラインナップする。

リミテッドエディションはESグレードをベースとし、ブラックのドアミラー、ブラックグリル、ブラックの18インチアルミホイールを標準装備した。インテリアには、赤いアクセントステッチが、シート、シフトレバー、ステアリングホイール、パーキングブレーキレバーに添えられる。

ブラックエディションは、2020年モデルと比較して、赤いアクセントが付いたグロスブラック仕上げの前後バンパーを新採用した。アルミ製の給油口カバー、サイドボディグラフィック、ブラックドアハンドル、赤いアクセント入りの18インチブラックホイール、大型リアスポイラー、ブラックエディション専用エンブレム、グロスブラック仕上げのテールゲートプロテクタートリムも装備した。

ボディカラーは、レッドダイヤモンド、パールホワイト、ブラックラブラドール、サンシャインオレンジの4つの色が選択できる。

2.0リットルと2.4リットルエンジンを設定

2021年モデルは、Apple 「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」、第2世代の8.0インチスマートフォンリンクのディスプレイオーディオ(SDA)、7インチディスプレイオーディオシステムをグレードに応じて搭載する。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「MiVEC」エンジン(最大出力148hp、最大トルク20kgm)が標準だ。「GT AWC」グレードには、2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力168hp、最大トルク23.1kgm)を搭載している。

《森脇稔》

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