トヨタの米国電動車販売26%増、RAV4やカムリ好調 2020年

トヨタ RAV4 ハイブリッド の2021年モデル(北米仕様)
トヨタ RAV4 ハイブリッド の2021年モデル(北米仕様)全 8 枚

トヨタ自動車(Toyota)の米国部門は1月5日、2020年の米国におけるトヨタブランドの電動車(ハイブリッド車やPHVなど)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は29万2584台。前年比は26.7%増と、2桁増を達成している。

乗用車系では、『カムリ』が3万3826台を販売した。前年比は29.9%増と3割の伸びとなった。『カローラ』は、8.1%増の1万7628台と堅調。『プリウス』は、37.6%減の4万3525台と、引き続き減少する。大型セダンの『アバロン』は2.5%増の6714台だった。

また、燃料電池車の『MIRAI』は2020年、米国で499台を販売した。新型の投入を控えて、前年比は66.8%減と落ち込んだ。

SUVでは、主力の『RAV4』が11万5974台を販売した。前年比は25.3%増と大きく伸びた。PHVの『RAV4プライム』は3200台を販売。中型SUVの『ハイランダー』は、前年の約2.6倍の4万8455台を売り上げた。

トヨタ『ハリアー』の米国仕様の『ヴェンザ』は、1万3073台。ミニバンの『シエナ』は9690台と、新型ハイブリッド2車種は良好な立ち上がりを示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る