日産の米国販売、キックス が前年超えを維持 2020年

日産 キックス(北米仕様)
日産 キックス(北米仕様)全 9 枚

日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は1月6日、2020年の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は89万9217台。前年比は33.2%減と、3年連続で前年実績を下回った。

写真:日産の米国主要モデル

総販売台数89万9217台のうち、日産ブランドは81万9715台にとどまった。前年比は33.2%減と、3年連続のマイナスだ。

日産ブランドの乗用車系では、主力ミドルセダンの『アルティマ』が13万7988台を販売した。前年比は34%減と、2年ぶりの前年割れ。『セントラ』は9万4646台を販売したが、前年比は48.7%減と3年連続のマイナス。『ヴァーサ』は4万8273台にとどまり、前年比は27.5%減と減少傾向にある。最上級セダンの『マキシマ』も、48.5%減の1万8062台と、引き続き落ち込む。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(日本名:『エクストレイル』に相当)が、22万7935台を販売した。5年連続で日産ブランド最量販車になったものの、前年比は35%減と2年連続のマイナス。大型ピックアップトラックの『タイタン』は、16.1%減の2万6439台と引き続き減少する。『ムラーノ』も、14.8%減の5万8255台と、2年連続で減少した。一方、コンパクトSUVの『キックス』は、5万8858台を販売。前年比は1.1%増と、前年超えを維持した。

日産の2020年米国新車販売のうち、乗用車は31万0791台にとどまり、前年比は39.1%減だった。SUVなどのライトトラックは50万8924台。前年比は29.1%減と、2年連続のマイナスだった。

《森脇稔》

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