【輸入コンパクトカー まとめ】ポロ、A1、208、ルーテシア…群雄割拠の日本市場に導入、価格や試乗記

VW ポロ(左上)、アウディ A1スポーツバック、アウディ A1スポーツバック(右上)、プジョー 208(右下)、ルノー ルーテシア(左下)
VW ポロ(左上)、アウディ A1スポーツバック、アウディ A1スポーツバック(右上)、プジョー 208(右下)、ルノー ルーテシア(左下)全 8 枚

狭い道路事情などからコンパクトモデルが重宝される日本では、トヨタ『ヤリス』やホンダ『フィット』を始めとするコンパクトカーが人気を博している。そんなコンパクトカー市場に意気揚々と乗り込んできた輸入コンパクトカーの価格や試乗記などをまとめた。

目次

  1. 【VW ポロ】コンパクトカー新時代の幕開け
  2. 【VW ポロ 試乗】ゴルフに迫る快適さに「手堅さの極み」…島崎七生人
  3. 【アウディ A1スポーツバック】初の全面改良で居住空間拡大 価格365万円より
  4. ルノー&プジョーも参戦!2020年のBセグコンパクトは『ヤリス』と『フィット』だけじゃない
  5. 【プジョー 208】マーケティング部長「このクルマでプジョーは次の新しいステップに踏み出す」
  6. 【プジョー 208 試乗】アンチ・ゴーカート・フィーリングの気持ち良さ…南陽一浩
  7. 【アウディ A1スポーツバック 試乗】プレミアムとコストの間で悩む「おしゃれ優等生」…南陽一浩
  8. 【ルノー ルーテシア】Bセグのサイズと燃費、Cセグ並みのパフォーマンスでダウンサイザーも狙う
  9. 【ルノー ルーテシア 試乗】外観を上手く受け継ぎ中身を大革新 王道のモデルチェンジ...河西啓介

【VW ポロ】コンパクトカー新時代の幕開け

フォルクスワーゲングループジャパン(以下VGJ)は、8年ぶりにフルモデルチェンジした『ポロ』を発表、販売を開始した。

◇日本でも累計25万台を販売

初代ポロは1975年に登場。これまでに全世界で1400万台以上が販売されるとともに、ワールドカーオブザイヤーを獲得するなど、「世界で最も成功したコンパクトカーのモデルのひとつ」と紹介するのはVGJ広報部の山神浩平氏だ。

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VWポロ新型VWポロ新型

【VW ポロ 試乗】ゴルフに迫る快適さに「手堅さの極み」…島崎七生人

手堅さの極み…といったところか。日本でも累計25万台以上が輸入・販売されたという『ポロ』は、兄貴分の『ゴルフ』に優るとも劣らない看板車種。それだけにハズシのない仕上がりぶりなのである。

新型は全長が4mを僅かに超えたほか、全幅も65mm増え1750mmとなり、これは『ゴルフ』の第4世代(1735mm)を上回った。確かにサイズ上の成長分は、実車を目の当たりにして感じるところ。単独では変わらないデザインのためもあり『ポロ』以外の何者でもなく感じるが、駐車場で他車の間に停めてみると“立派になった”と思う。

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  • VWポロ ハイライン
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【アウディ A1スポーツバック】初の全面改良で居住空間拡大 価格365万円より

アウディジャパンは、コンパクトハッチバック『A1スポーツバック』をフルモデルチェンジし、11月25日より発売する。

2011年の初代発売以来、初の全面改良となる新型モデルは、95mm長くなったホイールベースにより、上位セグメントに迫る居住空間を実現し、荷室も65リットル拡大している。また、ボディ骨格に熱間成形スチール製のコンポーネントを採用。高剛性ボディと高い組み立て精度により、スポーティなドライブフィールを実現するとともに、車内における静粛性も高めている。

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  • アウディ A1スポーツバック
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ルノー&プジョーも参戦!2020年のBセグコンパクトは『ヤリス』と『フィット』だけじゃない

Bセグメント・コンパクトが熱い!

トヨタ『ヤリス』とホンダ新型『フィット』が相次いで登場し、ここへ来てBセグコンパクトが盛り上がっている。数週間前、ショー自体はコロナ禍で中止の憂き目を見たとはいえ、毎年ジュネーブで発表される欧州COTYに選出されたのはプジョー『208』、つまり欧州Bセグコンパクトの売れ筋モデルだ。

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2020年は日本のBセグコンパクトが熱い!2020年は日本のBセグコンパクトが熱い!

【プジョー 208】マーケティング部長「このクルマでプジョーは次の新しいステップに踏み出す」

プジョー・シトロエン・ジャポンは7月2日、新型『208』とその電気自動車(EV)『e-208』のオンライン発表会を行い、同日より販売を開始したと発表した。マーケティング部長のトマ・ビルコ氏は「このクルマでプジョーは次の新しいステップに踏み出す」と二度も強調した。

通常、ガソリン車とEVは別々に設計し、異なるプラットフォームを用いて製造することが多いが、208はガソリン車もEVも同じデザイン、同じ装備、同じ室内スペースとなっている。新しいプラットフォームはガソリン車とEVの双方に対応しており、ユーザーはガソリン車もEVも同じ土俵で比較して、好みのパワーユニットを選べるというわけだ。

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  • プジョー・シトロエン・ジャポン マーケティング部長のトマ・ビルコ氏
  • 208(むかって右)とe-208
  • 208のグレードと装備
  • e-208のグレードと装備
  • 208とe-208の価格
  • プジョー・シトロエン・ジャポン マーケティング部プロダクトマネージャーの上村学氏

【プジョー 208 試乗】アンチ・ゴーカート・フィーリングの気持ち良さ…南陽一浩

よく欧州ハッチバックの定番といえばVW『ゴルフ』が挙げられるが、Cセグでのゴルフの定番ぶりと同じぐらい、Bセグで不動の定番であり続けているのがプジョーの“2”シリーズだ。

とくにベルギーの下半分やフランスから南欧にかけてのラテン系の地域では、CセグよりもBセグのハッチバックの方が販売面でも車格サイズ的にもポピュラーな存在。定番だが決して「ネガのない優等生キャラ」でないところが、新しい『208』の落としどころでもある。

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プジョー 208 GT Lineプジョー 208 GT Line

【アウディ A1スポーツバック 試乗】プレミアムとコストの間で悩む「おしゃれ優等生」…南陽一浩

待望の1.0リットルの3気筒バージョンの追加が発表されながら、2020年的な状況がために上陸の遅れていたアウディ『A1スポーツバック 25 TFSI』。ついにこの11月より全国のディーラー店頭に行き渡るそうだ。今回「Sライン」「アドヴァンスト」ではない、車両価格294万円のエントリーモデルに乗ることが叶った。

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アウディ A1スポーツバック 25 TFSIアウディ A1スポーツバック 25 TFSI

【ルノー ルーテシア】Bセグのサイズと燃費、Cセグ並みのパフォーマンスでダウンサイザーも狙う

ルノー・ジャポンは5代目となるBセグメントコンパクトカー、『ルーテシア』の導入を開始した。新型プラットフォームを採用しADASも充実したものになった。

デザインが大きな戦力

1990年、『5(サンク)』の後継車としてデビューしたルーテシア(欧州名『クリオ』)は、その後累計で1500万台販売。そして4代目となる先代ルーテシアは欧州Bセグメント6年連続ナンバーワンを記録し、ヨーロッパ全体の乗用車販売台数ではナンバー2(ナンバー1はVW『ゴルフ』)というヒット作で260万台を記録した。

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【ルノー ルーテシア】Bセグのサイズと燃費、Cセグ並みのパフォーマンスでダウンサイザーも狙う 画像

  • ルノー・ルーテシア
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【ルノー ルーテシア 試乗】外観を上手く受け継ぎ中身を大革新 王道のモデルチェンジ...河西啓介

僕が知る限り、フランス人は欧州で最も「小さいクルマ」が好きな国民である。その証拠にフランスは自動車先進国にもかかわらず、高級車やスーパーカーなどのメーカーがない(例外的にブガッティのような超エクスクルーシブなブランドはあるが)。

それは「クルマは道具であり、必要にして十分であればいい」というフランス人の思考の表れだろう。だからこそフランスは「小さいクルマ」造りに長けている。高性能で高品質なドイツ車や日本車であっても、ことコンパクトカーに関してはフランス車には敵わないのではないか、と思う。

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ルノー ルーテシア 新型ルノー ルーテシア 新型

《滑川寛》

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