SUVの王様「レンジローバー」次期型、11.4インチタッチスクリーン搭載を確認

ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 20 枚
高級クロスオーバーSUVの代名詞と言えるランドローバー『レンジローバー』次期型の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」がキャッチ。今回はその内部を初めてカメラが捉えた。

キャビン内には、大型のデジタルインストルメントクラスタや、より大きなディスプレイを備える最新のインフォテイメントシステムを見ることができる。おそらく『ディスカバリー』改良新型に搭載されている11.4インチ「PiviProシステム」と予想される。これは直感的な操作性が魅力のインフォテイメントシステムだ。

またステアリングホイールは、物理的なスイッチと非接触型の静電容量センサーボタンを組み合わせているようだ。センターコンソールでは、プレースホルダーサラウンドに、シフトバイワイヤーギアシフトを配置するほか、いくつかの新たなダイヤルも装備している。

センタースタックに備えられた角度のついたインフォテイメントディスプレイは、メルセデスベンツ最新の「MBUXハイパースクリーン」のように巨大ではないが、ドライバーが判読するには十分なサイズだ。


エクステリアは以前として厳重なカモフラージュが施されているが、薄型ヘッドライトを装備、グリル、バンパー、LEDテールライトなどすべてが新設計される。次期型では、軽量化のためにアルミニウムを豊富に使用した「MLA」プラットフォームを採用。フルエレクトリック、プラグインハイブリッド、マイルドハイブリッドドライブトレインに対応する。

パワートレインは、最高出力400psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド、最高出力404ps、最大トルク640Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒+電気モーターのPHEVをラインアップ。さらにフラッグシップには、JLRのスーパーチャージャー付き5.0リットルV型8気筒に代わり、最高出力570psを発揮するBMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの搭載が噂されていてる。

レンジローバー次期型のワールドプレミアは、2021年後半と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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