ホンダレーシング(HRC)は1月15日、トライアル世界選手権 トライアルGPクラスに参戦しているトニー・ボウ選手(34歳・スペイン)との契約延長に合意し、2022年シーズンから3年間、ワークスチーム「レプソルホンダチーム」より参戦することを発表した。
トニー・ボウ選手は2003年よりトライアル世界選手権に参戦、2007年には「レプソルモンテッサHRC」に移籍し、HRCのワークスマシン「モンテッサ COTA 4RT」で初の世界チャンピオンを獲得した。それ以降、2020年までに、14年連続14回のチャンピオンに輝いている。また、人工セクションを走破する屋内競技であるXトライアル世界選手権でも、2007年から14年連続でチャンピオンを獲得しており、合わせて28連覇の偉業を更新中だ。
トニー・ボウ選手のコメント
私はこの契約更新にとても満足しています。私を信頼してくれたホンダに感謝します。素晴らしいチームであるとともに、素晴らしい絆で、私たちは多くの成功を収めてきました。このような困難な状況において、私に信頼を示してくれたことを誇りに思います。2022年以降の契約更新は、私のキャリアと、ここ数年一緒に行ってきた素晴らしい仕事に対する評価だと思います。私はこのチームにもっと何年も所属できることを願っています。
トニー・ボウ選手の走り