【BMW M 1000RR】二輪初のMモデルの価格は378万3000円…2月より受注開始

BMW M1000RR
BMW M1000RR全 26 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMWモトラッド初となるMモデル『M1000RR』を発表。2月1日より予約受注を開始する。

パワーユニットはスーパースポーツ『S1000RR』が搭載する水冷4気筒直列エンジンを、レーシングスポーツエンジン向けに最適化した。マーレ社製2リング鍛造ピストン、1パンクル社製のチタン製コネクティングロッド、新ダクト形状のインテークポートなどを採用したほか、燃焼室変更、高圧縮化を図り、S1000RRから5psアップの最高出力212ps、最大トルク113Nmを発生する。

フロントトリムには、風洞実験室でのテストを通じて開発したクリアコートカーボン製Mウイングレットを装着。ダウンフォースによりタイヤの接地圧を高め、ラップタイム短縮に寄与する。また、サーキット向けにシャシーデザインのジオメトリーを変更したほか、ホイール荷重配分を最適化、新設計のスイングアームピボットは調整幅を拡大。新設計のリアアクスル、クイックリリース対応リアブレーキピストンの採用によって素早いリアホイール交換が可能になっている。

シャシーはS1000RRをベースとし、メインフレームにアルミニウム製ブリッジフレームを採用。倒立フォークを最適化し、リアサスペンションユニットはブルーのインナーローターと組み合わされたフローティングディスクを組み込んだ。さらに四輪Mモデル同様、耐フェード性と制御性に優れたMブレーキを装着する。

価格は378万3000円。Mビレットパッケージ、Mカーボンパッケージ、軽量スイングアームなどを備えるMコンペティションパッケージも428万円で用意する。納車は2021年初夏を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

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