KYBは1月25日、ATVやスノーモービルなど、パワースポーツ車両向けに電動パワーステアリング(EPS)を開発、量産化したと発表した。
パワースポーツ車両、建設機械、農業機械などの市場では、操縦性向上だけでなく、省エネ、自動操舵の観点からEPSの搭載ニーズが増えている。
新製品は自社開発の機電一体型ブラシレスモータによる小型・高出力に加え、コア機能部の標準化設計により様々な機器への展開が可能。米ポラリス社の三輪スポーツカー『スリングショット』等に採用されている。
また、新製品に搭載している機電一体型ブラシレスモータは、コントローラ付きアクチュエータとして単体でも販売可能。ソフトウェアの適合および必要トルクに応じたマグネット、モータ長のカスタマイズで様々なアプリケーションに活用できる。
KYBでは今後、採用機種拡大および新たなシステム製品の開発を進めていく。