トヨタ ハイランダー、RAV4 の兄貴分を欧州初投入…ハイブリッドのみ

RAV4と同様のデザイン言語

12.3インチのマルチメディアディスプレイ

ハイブリッドシステムの出力は248hp

トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)
トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)全 27 枚

トヨタ自動車の欧州部門は1月25日、主に北米市場で販売されてきた中型SUVの『ハイランダー』(Toyota Highlander)を、欧州市場に初めて投入すると発表した。

【写真】トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド 欧州仕様(全27枚)

初代ハイランダーは、2000年に発売。日本では『クルーガー』を名乗っていた。2代目ハイランダーは、2007年2月のシカゴモーターショー2007で発表された。日本ではクルーガーの後継車として、『ヴァンガード』がデビューしたため、2代目ハイランダーは北米専用SUVとなった。その後、中国市場などでも発売されている。

3代目ハイランダーは2013年春、ニューヨークモーターショー2013で発表された。初代、2代目と同じく、『カムリ』のプラットフォームをベースにしていた。現行ハイランダーは4世代目モデルで、2019年春、ニューヨークモーターショー2019で発表された。米国では、『RAV4』の上に位置するSUVとなる。

RAV4と同様のデザイン言語

ハイランダーのエクステリアは、RAV4と同様のトヨタのデザイン言語を、フロントマスクなどに反映している。また、タイヤの大径化や前後トレッド&フェンダー部の拡大により、ワイド感とスタンスの良さをさらに強調した。SUVらしい力強さと洗練された上質感をあわせ持つ存在感のあるスタイリングを追求している。トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)

インテリアは、3列シートSUVとしての多様な使用環境を踏まえ、取り回し性の高いボディサイズを維持しながらも、全長を従来型比で60mm伸ばした。これにより、荷室容量を拡大し、使い勝手を向上させた。また、2列目シートのスライド量を180mmに拡大して3列目の居住空間を拡げ、広々とした室内空間を創出している。

12.3インチのマルチメディアディスプレイ

車載コネクティビティには、12.3インチのマルチメディアディスプレイを用意した。Apple の「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」に対応する。全モデルに、スマートエントリー、7インチTFTドライバーメーターディスプレイ、最新世代の8インチディスプレイオーディオ、ワイヤレス充電、3ゾーンエアコン、ヒーター付きフロントシートなどが標準装備されている。

先進運転支援システム(ADAS)として、最新の「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備した。車両や歩行者検知(昼間・夜間)、自転車検知(昼間)を行い、衝突回避支援や被害軽減を図る「プリコリジョンシステム」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示して安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」などを採用する。トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)

ハイブリッドシステムの出力は248hp

欧州仕様車のパワートレインは、トヨタの欧州戦略に従い、ハイブリッドのみとした。「TNGA」の直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン「D-4S」エンジン+モーターの新世代ハイブリッドシステムを搭載する。アクセル踏み込み時のレスポンスの良さや、よりスムースな加速特性も追求している。

エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、248hpのパワーを発揮する。0~100km/h加速は8.3秒、最高速は180km/hの性能を発揮する。EVモード時の最高速は125km/h。スイッチ操作によって、ECO、NORMAL、SPORT、TRAILの走行モードが選択できる。環境性能は、燃費が15.1km/リットル、CO2排出量が149g/km(いずれもWLTPサイクル)とした。

また、4WDシステムには、「AWD-i」を採用した。後輪の最大トルクを向上させるために、新開発のリアトランスアクスルを採用する。前後のトルク配分は、走行条件に応じて、100対0から20対80までの間で変化する。前輪と後輪に配分されたトルク量は、7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイに表示される、としている。トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド(欧州仕様)

《森脇稔》

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