ホンダ、N-BOX に込められた開発者の想い「人間中心のものづくり」をwebで公開

「見えない不安も解消したい!安心と快適を提供する
「見えない不安も解消したい!安心と快適を提供する"くるますく"とN-BOX」全 2 枚

ホンダは、50年以上変わらぬ開発者の想いなどを紹介する「見えない不安も解消したい!安心と快適を提供する“くるますく”とN-BOX」を公式ホームページ内「ホンダストーリーズ」で公開した。

2011年に発売した軽自動車『N-BOX』は、ホンダに脈々と受け継がれる「人間中心」の考え方で、ユーザーの喜びを第一に考え開発された「人のため」に生まれたクルマだ。N-BOXは登録車を含む新車販売台数で4年連続、軽四輪車新車販売台数では6年連続で1位を獲得。長い年月が経ってもN-BOXが選ばれ続けているのには理由がある。サイトでは、N-BOXが選ばれ続ける魅力の背景にある開発者の思い「7つのこだわり」を紹介する。

1.運転にゆとりと爽快さを生む、見晴らしのよさを

見通しの悪い交差点で感じる不安を少しでも解消したい。N-BOXでは、ゆとりをもって運転をしてもらうために、周囲を見わたせる140cm前後の目線の高さを設定。数値以上に、人が見たときの感覚を一番に考えて何度も検証し、たどり着いたフロントピラーは、死角になりやすい領域を大幅に減少。安心感がありながら、すっきりしたワイドな視界を実現している。

2.目指したのは普通車並みのタフネスボディ

N-BOXは、乗る人みんなが安心して過ごせることはもちろん、万が一の時には衝突対象への攻撃性を低減するフレーム構造を採用している。平成29年度には自動車アセスメント(JNCAP)にて最高評価を獲得。自分や大切な同乗者だけでなく、相手への気配りも込められている。

3.窮屈さを感じさせない空間づくり

室内空間の広いN-BOXだが、実際に座ってみると数字以上の広さを感じる。ここには「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」というホンダが掲げるM・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)というクルマづくりの基本思想が色濃く反映されている。また、セダン同等サイズのシートフレームを採用することで、長時間座っていても疲れにくく安定した姿勢で、運転手は集中してドライブができ、同乗者はゆったりとくつろげるようシートを仕上げている。

4.毎日の運転が、もっとリラックスできたら

運転時に視線を外す不安や労力を無くし、リラックスした状態のまま運転ができるようにするにはどうしたら良いのか。進行方向からできるだけ目線を外さないで済むように、メーターはステアリングホイールの上に見えるよう配置。また、研究所のデザイン室では風景を貼りながら開発を行い、運転中に景色が自然に入り込むようなメーターまわりになっている。

5.日焼けを気にせずひと休みできる室内に

N-BOXの開発にあたっては、ママ目線でのこだわりも沢山詰め込んでいる。例えば、紫外線(UV)を約99%カットするガラスを採用。肌はもちろん、つい油断しがちな目や髪の毛も紫外線からガードして、晴れの日も車内でくつろぐことができる。さらに、UVカットガラスをすべての窓に採用し、後座の子どもの紫外線対策にも配慮している。

6.広くても会話がはずむ室内に

軽最大級の広さのN-BOXだからこそ、後席の人との距離は遠くなり、会話し辛くなりがち。N-BOXでは、今までの軽自動車と一線を画す静粛性を目指し、「振動や騒音を発生源により近い位置で抑える」「防音材の配置により室内に侵入するノイズを抑える」という2つをとことん追求し、室内の静粛性を高めた。

7.ただ、自転車を積めるだけではなく、いかにラクに積めるか

急に雨が降ってきて、子どもを迎えに行く。その時に、子どもの自転車をクルマに積むことができれば。自転車は積めるけど「ラクに積める」クルマは実は少ない。N-BOXでは、後席を足元に折りたたんだ時の荷室の床をいっそう低くした。そうすることで、自転車と一緒に乗り込めて、クルマの天井とも接触がしにくい、ゆとりある荷室の高さを実現。「雨が降ったり、遅くなったら迎えに行くよ」と送り出せるやさしさを生みだしている。

サイトではこの他、N-BOXと同じ思想で誕生した抗ウイルスフィルター「くるますく」の開発エピソードや、安全運転支援システム「ホンダセンシング」についても紹介している。

《纐纈敏也@DAYS》

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