三菱電機、自律走行する搬送用ロボットを開発 2021年度以降に製品化

脱着型カート方式の「多用途搬送サービスロボットシステム」
脱着型カート方式の「多用途搬送サービスロボットシステム」全 3 枚

三菱電機は1月28日、自律走行ロボットとしてさまざまな用途に対応可能な脱着型カート方式による「多用途搬送サービスロボットシステム」を開発したと発表した。

今回開発したロボットはセンシングや管制システムによって自律走行に加え、エレベーター・入退室管理システムなど、施設内設備と連携することで、施設内の自律的な縦横移動が可能。

カート装着・非装着のそれぞれの状態に応じた自律走行ロボットのセンシング制御により、多様な搬送サービスに対応するカートとロボットとの組み合わせが可能な脱着型カート方式とした。自律走行ロボットに搭載したLiDARや3Dカメラなどの各種センサーが周囲の状況を認識し、人や障害物などを自動で回避する。管制システムが走行指示や運行管理などを自動で行うことで、ロボットの最適配車やロボット同士のすれ違いなどで安全走行する。

今後、病院や商業施設などにおける実証と実運用に向けた開発を進め、2021年度以降の製品化を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る