ボディのどこを強化すると、走りはどう変わるか---わかりやすく解説

自動車の走行性能と構造
自動車の走行性能と構造全 1 枚

『自動車の走行性能と構造』
開発者が語るチューニングの基礎
著者:堀重之  
発行:グランプリ出版
定価:2000円+税
ISBN978-4-87687-380-7

走行性の高いクルマの構造や特徴について、図版と共にわかりやすく解説した一冊が刊行された。

著者である工学博士の堀重之氏は1980年にトヨタに入社後、エンジン開発を皮切りに車両開発、特に車両の走行性能の研究開発を行ってきた。数々の車種を開発してきた著者は、ボディのどの部分を強化すると、どのように走りが変化するかを解明。その全貌が本書では語られている。

さらには、走行性能が高いと評価される欧州車16車を具体例として、豊富な図版と共にわかりやすく解説し、走行性能の高いクルマの構造や特徴を知ることが出来る。ページを進めるごとに専門用語で語られることが多くなるが、適宜その説明や図解などで解説されるので、こういった技術解説書の中では比較的読みやくなっている。

本書は『走行性能の高いシャシーの開発』(2014年発行)の内容の見直しと増補をし、改題して刊行する増補二訂版である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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