ダイムラー、メルセデスベンツに社名変更へ…ダイムラートラックは分社化

ダイムラーのドイツ本社
ダイムラーのドイツ本社全 5 枚

ダイムラー(Daimler)は2月3日、近い将来、社名を「メルセデスベンツ」に変更することを決定した、と発表した。

今回の発表は、ダイムラーによる傘下の「ダイムラートラック」の分社化計画と密接な関係がある。ダイムラーは、ダイムラートラックを完全に独立した企業とし、ドイツのフランクフルト証券取引所に2021年内をメドに、株式を上場することを目指している。

これにより、現在のダイムラーは、メルセデスベンツ乗用車&バンが主体の企業になる。これを受けて、近い将来、ダイムラーは社名をメルセデスベンツに変更することを決定した。

メルセデスベンツは今後、世界有数の高級車企業として、電動パワートレインと車載ソフトウェアの開発の加速に取り組んでいく。

ダイムラーとメルセデスベンツの取締役会のオラ・ケレニウス会長は、「メルセデスベンツは世界で最も価値のある高級車ブランドであり、目の肥えた顧客に最も望ましい車を提供していく。ダイムラートラックは、業界をリードする輸送ソリューションとサービスを顧客に提供していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. 今年の「鈴鹿8耐」は新モデルの日本初披露が目白押し!? 話題のネオレトロバイクも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る