住友ゴム、事業利益2割減…コロナ禍で自動車生産が大幅減 2020年12月期決算

住友ゴム/ダンロップ(トヨタ・カローラ)
住友ゴム/ダンロップ(トヨタ・カローラ)全 1 枚

住友ゴム工業は、2020年12月期(2020年1~12月)の連結決算を発表。新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大による自動車メーカーの生産台数大幅減少などが影響し、事業利益は前期比20.2%減の433億8800万円となった。

国内新車用タイヤは、納入車種拡大によるシェアアップや低燃費タイヤを中心とする高機能商品の拡販を進めたが、COVID-19の影響により自動車メーカーの生産台数が大幅に減少したことから、売上収益は前期を下回った。国内市販用タイヤは、ダンロップブランドの低燃費タイヤを中心とした高機能商品の拡販に加えて、新技術「ナノ凹凸(オウトツ)ゴム」を採用したスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 03」の展開・拡販に努めたが、COVID-19による影響を受け市場が低迷したことにより、売上収益は前期を下回った。

海外新車用タイヤも、COVID-19の影響により多くの地域で自動車メーカーの大幅な減産が発生したことにより、売上収益は前期を下回った。海外市販用タイヤは、上半期の中国にてCOVID-19の感染拡大阻止に向けた大規模な都市封鎖が行われたこともあり、アジア・大洋州地域の需要は大きく落ち込んだ。欧州・アフリカ地域及び米州地域でも、COVID-19の影響により市場が低調となった。

これらの結果、タイヤ事業の売上収益は、同11.4%減の6798億6000万円、事業利益は同12.3%減の409億4900万円となった。

合計の売上高は同11.5%減の7908億1700万円、事業利益は同20.2%減の433億8800万円。

営業利益は前期に計上した事業計画見直しによるのれん・固定資産の減損損失が大きく減少したこと等により、同17.0%増の387億0100万円、最終利益は同87.2%増の225億9600万円となった。

2021年12月期の業績見通しについては、売上高8700億円(前期比10.0%増)、事業利益460億円(同6.0%増)、営業利益430億円(同11.1%増)、最終利益は290億円(同28.3%増)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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