テスラのマスクCEO、CO2削減技術の開発を支援…コンテストに1億ドルの賞金を拠出

テスラのイーロン・マスクCEO
テスラのイーロン・マスクCEO全 3 枚

Xプライズ(XPRIZE)財団は2月8日、テスラのイーロン・マスクCEOがCO2削減技術の開発を競う「Xプライズコンテスト」に、1億ドル(約105億円)の賞金を拠出すると発表した。

このグローバルコンテストには、地球上のどこからでも参加できる。環境に優しい方法で、CO2を削減できるソリューションを開発することを目指す。

コンテストに勝つためには、参加チームは1日あたり1トンのCO2を削減できるソリューションを開発し、その性能を実証する必要がある。Xプライズコンテストの目的は、効率的なソリューションを開発して、2050年までに年間10ギガトンのCO2削減目標を達成し、気候変動と戦い、地球のCO2バランスを回復することにあるという。

Xプライズコンテストは、2021年4月22日の「アースデイ」に詳細が発表され、参加チームの登録受付を開始する。コンテストは2025年4月22日のアースデイまで、4年間続く予定だ。

テスラのイーロン・マスクCEOは、「これは理論上のコンテストではない。ギガトンレベルに拡張できる実際のシステムを開発できるチームが求められている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る