ロータス エキシージ スポーツ420ファイナルエディション…21年の歴史のラストを飾る[詳細画像]

ロータス・エキシージ・スポーツ420ファイナルエディション
ロータス・エキシージ・スポーツ420ファイナルエディション全 23 枚
ロータスのライトウェイトスポーツ『エキシージ』は、21周年を迎えた2021年に生産終了。有終の美を飾るべく、「エキシージ スポーツ420」に軽量かつハイパワー、優れた装備を兼ね備えたファイナルエディションが設定された。

ロータス・エキシージ・スポーツ420は、エキシージスポーツ 410の後継モデルでありエキシージ最速モデル。ファイナルエディションでは、スーパーチャージャー・インタークーラー付き3.5リットルV6エンジンは、10psのパワー増を果たし最高出力426ps、最大トルク427Nmを発生。車両重量は1110kgで、1トン当たりのパワーウェイトレシオは383.8psを実現した。

エキシージには、独自の接着アルミニウムシャシーやリアサブフレーム、リアには鋳造アルミニウムダブルウィッシュボーンサスペンションを搭載。ファイナルエディションでは、加えてフロント、リアに調整可能なアイバッハ製アンチロールバーと高速/低速コンプレッションで3段階のダンピング微調整が可能なナイトロン製ダンパーが標準装備される。

足元には、フロント17インチ、リア18インチの10スポークアンスラサイト軽量鋳造アルミホイールとミシュランのパイロットスポーツカップ2タイヤを組み合わせ、ブレーキ周りには、APレーシング製の4ポッドブレーキキャリパーと2ピースJフックベンチレーテッドブレーキディスクを搭載している。

インテリアでは、TFTデジタルダッシュボードやフラットボトムデザインのステアリングホイール、ファイナルエディションであることを証明するビルドプレート、新たなシートトリムとステッチパターンを装備。エクステリアにはオリジナルデカールが追加され、外装色にはファイナルエディションに相応しいメタリックオレンジとメタリックホワイトの2色が用意されている。メタリックオレンジは、2000年の最初のプレスフリートカーと2007年に開催されたジュネーブモーターショーで公開されたエキシージGT3コンセプトから。メタリックホワイトは2011年のフランクフルトモーターショーで発表されたエキシージV6等に依拠したという。

ロータス・エキシージ・スポーツ420ファイナルエディションの価格は1397万円となっている。
ロータス エリーゼ&エキシージ 生産終了、日本に「ファイナルエディション」3車種導入
ロータス エリーゼ スポーツ240ファイナルエディション…25年間の「卓越」という歳月に終止符[詳細画像]
ロータス エキシージ スポーツ390ファイナルエディション…52psプラスを内に、歴史を外に[詳細画像]

《滑川寛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  2. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  5. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る