ダイムラー、アマゾンを優先クラウドプロバイダーに…自動運転トラックのデータを高速処理

ダイムラーの自動運転トラックの公道テスト
ダイムラーの自動運転トラックの公道テスト全 2 枚

ダイムラー(Daimler)は2月17日、自動運転トラックの実用化に向けて、子会社で自動運転技術を手がけるトルク・ロボティクス社が優先クラウドプロバイダーとして、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を選択した、と発表した。

写真:ダイムラーの自動運転トラックの公道テスト

ダイムラーは、より安全な道路と、より持続可能な輸送ソリューションへのニーズの高まりに応えるべく、レベル4の自動運転トラックの早期実用化を目指している。

レベル4の高度な自動運転トラックは、24時間体制で車両の利用率を高めることで、効率と生産性を向上させる。夜間など交通量の少ない時間帯に走行できるため、ルート管理によって交通渋滞を回避できる。2015年から2050年までの間に、世界の貨物輸送量は2倍以上に増えると予想されているため、自動運転トラックの開発は重要なテーマになるという。

ダイムラーは、自動運転技術を手がけるトルク・ロボティクス社と協力している。レベル4実現に向けた開発ステップでは、まったく新しいレベルのデータ量が必要で、データ処理の品質に対する要求も非常に高くなる。

そこでトルク・ロボティクス社は、優先クラウドプロバイダーとして、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を選択した。AWSは迅速で安全なデータ転送、インテリジェントなストレージ、分析ツール、高性能マルチコアCPUやGPUコンピューティングを提供するように設計されている。自動運転技術のテストと商品化において、費用対効果の高いプラットフォームを迅速に開発するのに役立つという。

なお、米国での自動運転トラックの公道テストでは、すでに数ペタバイトのデータ(1ペタバイトは100万ギガバイト)を生成した、としている。

《森脇稔》

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