偶然?意図的?こんなにあった、デザインが似ているクルマ【懐かしのカーカタログ】

ランチア・テーマ(上)と日産セドリック・セダン(下)
ランチア・テーマ(上)と日産セドリック・セダン(下)全 9 枚

決して他意はなく、「ああ、そうだったよね」と気軽にお付き合いいただきたいのが、今回から何度かに分けてお届けする「似たもの同士シリーズ」だ。

【画像全9枚】

ランチア・テーマと日産セドリック・セダン

ランチア・テーマランチア・テーマ
ランチア『テーマ』は、ティーポ4プロジェクトの1台として1984年に登場。サーブ『9000』、フィアット『クロマ』とは外観上、4枚のプレスドアが共通だった。そのドアのイメージを色濃く感じさせたのが、1987年登場のY31型『セドリック』(と『グロリア』)セダンのドア。

日産セドリック・セダン日産セドリック・セダン
プレスドアであるだけでなく、縦横比、クロームの窓枠、グリップ式のハンドルなど、きわめて近いムードに驚かされたもの。“セド/グロ”のこのセダンは2014年まで長く続いた。

ルノー5とダイハツ・エッセ

ルノー5ルノー5
写真は“シュペール・サンク”と呼ばれたルノー『5』の2代目。登場は1984年で、初代のイメージを受け継いだ台形フォルムが特徴の欧州市場のベストセラーカーだった。その台形フォルムを連想させたのが2005年にダイハツから登場した軽自動車の『エッセ』。

ダイハツ・エッセダイハツ・エッセ
肩肘張らずにシンプルに自分のライフスタイルを楽しむクルマ(当時のチーフエンジニアの説明)であり、ベーシックカー繋がりが、近しいフォルムを生み出したのか? 水色やイエローのボディ色の下半分をグレーに塗ればより“サンクっぽい雰囲気”になるのではないか?と思ったもの。

オペル・カリブラとマツダMX-6

オペル・カリブラオペル・カリブラ
ヤナセによりオペルが輸入されていた時期、奇跡的に正規輸入が叶ったのが、1989年に登場したこのオペル『カリブラ』だった。Cd値=0.26を誇る見るからになめらかなスタイルは、先代に当たる『マンタ』をより近代化させたもの。そしてそのスタイルを彷彿とさせたのが、1992年登場のマツダ『MX-6』。

偶然?意図的?こんなにあった、デザインが似ているクルマ【懐かしのカーカタログ】偶然?意図的?こんなにあった、デザインが似ているクルマ【懐かしのカーカタログ】
厳密に見ればリヤデッキの長さと高さが違う両車ながら、スムースなサイドウインドゥのグラフィックなど、初めて見たときに、どれだけハッとさせられたことか。他意はないが、似たボディ色のカタログ写真を並べてみた。

ジープ・チェロキーと日産ラシーン

ジープ・チェロキージープ・チェロキー
ジープ『チェロキー』(1984年)については、少し前のSUVをテーマとした回でも取り上げた。日産『ラシーン』(1994年)についても本連載ではずいぶん前にご紹介済みだ。今回はその両車を似たもの同士として取り上げる。

日産ラシーン日産ラシーン
もちろん車両コンセプトでは『ラシーン』のほうがよりカジュアルだが、スクエアなボディ形状、立ったフロントスクリーンなど、どう見ても相通じる雰囲気が感じられた。どちらもリラックスした気持ちの乗って(運転して)いられるクルマとして筆者は今でも好きなモデルだ。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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