マツダ、米自動車ブランドランキングで初の首位…『コンシューマーレポート』調査

マツダ CX-5(北米仕様)
マツダ CX-5(北米仕様)全 6 枚
米国の消費者情報誌の『コンシューマーレポート』は2月18日、「2021年自動車ブランドランキング」の結果を発表した。マツダが同ブランドランキングにおいて、初の首位に選出されている。

『コンシューマーレポート』は毎年、「自動車ブランドランキング」を発表している。ロードテストのパフォーマンス、信頼性、所有者の満足度、安全性を考慮して、ブランドランキングを作成する。それらすべてを平均して、ブランドの総合スコアを算出する。

総合スコアは、ロードテスト、信頼性、所有者の満足度、安全性という4つの重要な項目に基づく。ロードテストでは、同誌が独自に購入した車両で50回以上のテストを行う。

信頼性評価は、同誌の調査において、17の領域で報告された問題点が考慮される。所有者の満足度は、機会があれば同じ車両を再び購入すると回答したユーザーの割合を調査する。安全性は、衝突試験の結果と、全グレードに標準装備される安全機能が重視される。クリーンで排出量の少ない乗用車として、「GreenChoice」の指定を受けたモデル数も考慮される。

上位10ブランドの結果は以下の通り。

1、マツダ(総合スコア80点)
2、BMW(総合スコア78点)
3、SUBARU(総合スコア76点)
4、ポルシェ(総合スコア76点)
5、ホンダ(総合スコア75点)
6、レクサス(総合スコア75点)
7、トヨタ(総合スコア74点)
8、クライスラー(総合スコア74点)
9、ビュイック(総合スコア72点)
10、ヒュンダイ(総合スコア71点)

マツダは、前回調査の4位から順位を上げて、自動車ブランドランキングで初の首位となった。同誌がテストしたマツダ車7台のすべてが、推奨の評価を得た。同誌は、トップに立つブランドは、ラインナップ全体で一貫したパフォーマンスを発揮する傾向がある、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る