西鉄、高速バスにダイナミックプライシングを導入へ

西鉄バス(高速バス)
西鉄バス(高速バス)全 1 枚

西日本鉄道は2月22日、夜行高速バス「福岡~東京線(はかた号)」に、需要動向に応じて運賃を変動させるWeb予約限定でダイナミックプライシングを4月23日発の便(2月23日予約開始)から導入すると発表した。

高速バス事業は繁忙期と閑散期の需要の差が大きく、時間帯によっても利用状況に差がある。現在導入しているカレンダー運賃制度でも、需要予測のもと、運賃を決定しているが、乗車日の2カ月前の運賃決定以降、運賃を変更できない。今回導入するダイナミックプライシング型運賃制度は、直近の予約状況に応じ、て現在より幅広い価格帯で、柔軟に運賃を変動させる。

「はかた号」に導入するWEB予約運賃はビジネスシートが9000~1万2000円間の12パターン、プレミアムシートが1万8000~2万3000円間の8パターン設定する。早期予約や閑散期などでは通常より安価な運賃で購入できる。

同社では、需要に応じて運賃を変動させることで収益の最大化を図るとともに、繁忙期の利用を平準化して、増便せずに需要に対応できるなど効率的な運営を目指す。

今後、「はかた号」の運行を通して利用者ニーズを分析するとともに、その他予約制路線への拡大を進める。

《レスポンス編集部》

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