国土交通省は、トラックドライバーの不足がさらに加速することが予想されることから、特に拘束時間が長い幹線輸送の効率化のため、積極的な対策を実施している事業者が講演する。「物流効率化セミナー」を3月15日にオンラインで開催すると発表した。
物流業界では、トラックドライバー不足の深刻化、自然災害の頻発化・激甚化、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響から、荷主の輸送需要に対応できないケースが顕在化している。2024年にはドライバーにも時間外労働時間の上限規制が適用されることから、トラックドライバー不足がさらに加速することが予想され、特に拘束時間が 長い幹線輸送の効率化が急務となっている。
国土交通省では、幹線輸送に関して積極的な取り組みを行っている事業者によるセミナーを開催して「担い手にやさしい物流」の実現に向けた幹線輸送効率化の取り組みの普及を支援する。
参加希望者は国交省「物流効率化セミナー」のホームページから申し込む。