米三菱、24時間営業のデジタルショールーム発表…新車購入プロセスを簡単に

三菱自動車が米国に導入する24時間営業のデジタルショールーム「ClickShop」
三菱自動車が米国に導入する24時間営業のデジタルショールーム「ClickShop」全 3 枚

三菱自動車(Mitsubishi Motors)の米国部門は3月8日、24時間営業のデジタルショールーム、「ClickShop」を発表した。

今回の発表は、自動車の購入体験を顧客にとってより速く、楽しいものにするという三菱のビジョンの一環になる。ClickShopを使えば、新しい三菱車を購入するのは非常に簡単になるという。

ClickShopを使用すると、顧客は地域のディーラーでリアルタイムの在庫を閲覧できる。支払いや税金、下取り車の査定をはじめ、利用可能なインセンティブを適用するなど、新車購入プロセスがネット上で進められる。これは、顧客にとって、車を探すために複数のディーラーを訪問する必要がなくなり、新車購入を完了するためにディーラーで過ごす時間が大幅に短縮されることを意味するという。

ClickShopは、大手デジタル小売ソリューションプロバイダーの「Motoinsight」と提携して開発された。三菱自動車は、メーカーのウェブサイトから直接、販売ネットワークに移動でき、デジタルで新車購入が行える。これにより、顧客は自分のスマートフォンやタブレット端末、パソコンから、自分の地域のすべての在庫を見ることができる。また、取引のロックを解除するために連絡先情報を送信する必要もないという。

三菱自動車とMotoinsightは、自動車購入プロセスに対する不必要で煩わしい障壁を打ち破り、よりシームレスなエクスペリエンスを顧客に提供することを最終目標として、システムの機能充実を図っていく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る