MINI コンバーチブル に改良新型、表情一新…欧州発売

現行型は2015年秋の東京モーターショー2015でデビュー

大型化されたフロントグリル

MINIコンバーチブル専用の新色「ゼスティイエロー」

ドライバー正面に5インチの多機能ディスプレイ

MINI コンバーチブル 改良新型
MINI コンバーチブル 改良新型全 20 枚

MINIは3月10日、改良新型MINI『コンバーチブル』(MINI Convertible)を欧州市場で発売すると発表した。

現行型は2015年秋の東京モーターショー2015でデビュー

MINI コンバーチブル 改良新型MINI コンバーチブル 改良新型

現行MINIコンバーチブルは2015年秋、東京モーターショー2015で初公開された。3ドアハッチバックをベースに、オープン化する手法は、従来モデルと同様。現行型も引き続き、電動ソフトトップを採用する。トップの開閉時間は、およそ18秒。走行中でも30km/h以下なら、開閉できる。

現行型で初採用されたのが、ルーフのスライディング機能だ。これは、ソフトトップがクローズド状態の時、前席の頭上部分だけが開閉できる新機能となる。サンルーフのように使用でき、利便性を追求している。

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現行型のボディサイズは、従来型比で全長が98mm長く、44mmワイド、1mm背が高い。荷室容量は従来型比でおよそ25%拡大しており、クローズド時で215リットル、オープン時で160リットルを確保している。

大型化されたフロントグリル

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この現行MINIコンバーチブルが、デビューから5年半を経て、初の大幅改良を受けた。ドライビングの楽しさ、表情豊かなデザイン、個性的なスタイルに磨きをかけることを目指している。

エクステリアは、フロントを中心に変更を受けた。新デザインのフロントグリルは、従来よりも下方向に大型化されており、バンパーの下側まで延ばされた。最新のLEDテクノロジーを取り入れたヘッドライトを標準装備する。ナンバープレートホルダーとしても機能する中央のバンパーストリップは、従来のブラックからボディ同色に変更された。

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MINIコンバーチブル専用の新色「ゼスティイエロー」

側面では、サイドスカットルとアルミホイールが新デザインだ。このサイドスカットルには、LEDウインカーが組み込まれる。リアは、バンパーが新設計となり、英国の国旗をモチーフにしたユニオンジャックデザインのLEDテールライトを標準装備した。リアのLEDフォグランプは、バンパーに組み込まれている。

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ソフトトップの色は、ブラックが標準だ。オプションで「MINI Yours」のソフトトップが選択できる。このソフトトップには、チタングレーのユニオンジャックパターンが織り込まれ、MINIブランドの本拠地の英国を表している。

MINIコンバーチブル専用の新色として、ゼスティイエローが用意された。パワフルで鮮やかなイエローが、改良新型MINIコンバーチブルのエクステリアを際立たせるという。ルーフトップグレーメタリックとアイランドブルーメタリックの2つの新色も選択できる。

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ドライバー正面に5インチの多機能ディスプレイ

インテリアは、コックピットのデザインが変更された。ダッシュボードは、エアアウトレットなどが新デザインだ。マルチファンクションボタンを備えた新設計のスポーツレザーステアリングホイールには、ヒーターが初めてオプション設定された。このスポーツレザーステアリングホイールは、キーパッドの構造が見直され、音声や通話機能、音声制御、先進運転支援システム(ADAS)の操作性が向上しているという。電動パーキングブレーキも初めて設定された。

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ドライバー正面の5インチのカラーディスプレイには、多機能インストルメントディスプレイが装備された。センターメーターパネルには、新しいハイグロスピアノブラックサラウンド、8.8インチディスプレイ、最新のグラフィックスディスプレイを標準装備している。

スポーツシートは、新たにライトチェッカーカラーが採用された。ブラックの人工レザーのサイド部分のステッチには、シート表面のファブリックと同じ色が使用される。機能を充実させた新しいアンビエントライトが、オプションで選択できる。

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先進運転支援システムでは、「アクティブ・クルーズ・コントロール」にストップ&ゴー機能を装備した。新しい「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」と悪天候ライトによって、安全性を追求している。

《森脇稔》

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