京都市の叡山電鉄は3月12日、長期運休となっている鞍馬線市原~鞍馬間の復旧について、治山事業を行なう京都府と工程の検討を進めた結果、秋までに再開できる見込みになったと発表した。
同区間は令和2年7月豪雨の影響で、鞍馬線貴船口駅付近で土砂崩壊や倒木、電柱の倒壊などが発生していた。
そのため、同線では市原~鞍馬間の運行が、市原~二ノ瀬間で例年開催していた「青もみじのライトアップ」などとともに見合わせに。現在、市原~鞍馬間では運休区間を含む定期券と回数券の利用者を対象に、市原バスターミナル~鞍馬間でバスによる振替輸送を行なっている。