ホンダ、新型コロナウイルスの侵入を減らすエアフィルターを開発…欧州でオプション

ホンダの欧州向け純正オプションの新型コロナウイルスなどの侵入を防ぐエアフィルターのイメージ
ホンダの欧州向け純正オプションの新型コロナウイルスなどの侵入を防ぐエアフィルターのイメージ全 2 枚

ホンダ(Honda)の欧州部門は3月11日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)などのウイルスや細菌、アレルギー物質の室内への侵入を減らす「プレミアムキャビンエアフィルター」を発売すると発表した。

ホンダのプレミアムキャビンエアフィルターは、フロイデンベルクと共同開発された。ホンダの欧州仕様車に標準装備されているホンダ花粉フィルターに代わる純正オプションとして、装備することができる。

この新開発のエアフィルターは、ウイルスエアロゾルの濃度を大幅に低減することが可能という。これは、有害な環境ガスだけでなく、無機および生物学的粒子やエアロゾルを効果的にろ過、捕捉、抑制する独自の多層設計によって実現している。

ホンダのプレミアムキャビンエアフィルターの最初の2つのマイクロファイバー層は、ほとんどの超微細エアロゾル、ほこり、花粉を捕らえる。3番目の層は活性炭でできており、粒子や酸性ガスなどの有害な汚染物質を吸着させる。果物抽出物の活性物質でコーティングされた第4の生体機能層は、捕捉されたウイルスエアロゾルを効果的に不活性化し、それらが室内の空気に放出されるのを防ぐ。

ホンダプレミアムキャビンエアフィルターは、ウイルスエアロゾルの90%以上を捕らえることができる。さらに第2段階では、果実抽出物の活性物質を含浸させた生体機能層によって、捕捉されたウイルスのほぼ100%を不活化する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る