京阪ホテルズ&リゾーツと叡山電鉄は3月15日、京都タワーホテル(京都市下京区)に「叡山電鉄トレインルーム」を設けると発表した。
1~2人用のツインルームが叡山電鉄の観光列車『きらら』のイメージにまとめられたもので、デオ600形電車で使われていたマスターコントローラー(マスコン)とハンドル付きのブレーキ弁が室内に設置され、居ながらにして運転士気分を楽しめる。
このほか、かつて実際に使われていた方向幕や方向板、ワンマン表示プレートなどの部品、盆栽風ジオラマとNゲージの『きらら』を組み合わせた「盆ラマ」、カットレールなども展示されており、まるごと叡山電鉄を楽しめる趣向になっている。
3月16日から2022年3月15日までの間、各日1室限定で提供され、宿泊料金は1人9500円~。滞在中は叡山電鉄の前面展望DVD「紅葉の叡山電鉄」も楽しめる。
「叡山電車トレインルーム」の室内。