ヤマハ発動機は、ウェイクサーフィンに特化した新発売の『255XE』などのスポーツボート計3モデルの受注を3月より開始する。
255XEは、昨年まで販売したトーイングモデル『242X』から、機能拡張とサイズアップを図った2021年ニューモデルだ。エンジン情報や走行情報などを集中管理できる操船制御システム「コネクスト」を搭載し、ボタン操作でウェイクブースターを両舷どちらにでも展開可能。新設計のハル(船体)による効果もあって、ウェイクサーフィンのためのビックウェーブを作り出す。パワーユニットは最大出力500psを発生する1.8リットルのSVHOエンジン・2基掛け。爽快な走りと多様なマリンプレイを楽しめる。価格は1667万7100円。
『275SD』は操船デバイス「DRiVE」を搭載。ステアリング操作を行いながら、エンジンの回転数調整とシフト操作を直感的に行うことができ、離着岸で効果を発揮する。また、スポーツボートシリーズで最大サイズで、広々としたコックピットや後部シートの空間に加え、スターン(船尾)には取り外し可能なシートを備える。さらに、ギャレー(厨房設備)や収納スペースを確保しているため、機能面も充実。ゆったりとしスペースで、水上でのひと時を最大限に楽しめる。価格は2336万9500円。
そのほか、コンパクトな船体ながらもパワフルな推進力と可動式キールによる優れた操縦性能を発揮する『AR195』は、カラーとグラフィックを刷新した。価格は753万7200円。