ホンダ ジャイロ e:、法人向けに発売へ…ビジネス電動バイク第2弾は三輪スクーター

ホンダ ジャイロ e:(ファイティングレッド)
ホンダ ジャイロ e:(ファイティングレッド)全 27 枚

ホンダは、交換式バッテリー「ホンダ モバイルパワーパック」を使用したビジネス用原付一種電動三輪スクーター『ジャイロ e:』を法人向けに3月25日より発売する。

ジャイロ e:は、「毎日の配送をより便利で安心なものに ビジネスe:スリーター(三輪車)」をコンセプトに開発。車体前部と後部をつなぎあわせるスイング機構を採用し、旋回時には車体前部がスイングしながら、三輪ならではの安心感ある走りを実現する。低床リアデッキは、走行中でも地面と平行な状態にあることで荷くずれしにくく、さらにストッパーバーとロープフックを採用するなど、荷物積載時の扱いやすさを考慮。狭い場所や傾斜地での切り返しなどでの利便性を高める後進アシスト機能も採用している。

作動には、『ベンリィ e:』と共通のホンダ モバイルパワーパック2個を直列に接続した96V系の電力を使用。駆動電流をより効率良くモーターへ供給する制御技術を採用することで、モーターのきめ細かなトルク制御を行い、低速時や後進時のスムーズな走行を実現している。

充電は、車体から取り外したホンダ モバイルパワーパックを外部電源につないだ専用充電器に接続。ゼロの状態から約4時間で満充電となる。一充電あたりの走行距離は72km(30km/h定地走行テスト値)。最大積載量30kgの荷物を積んだ状態で傾斜15°の登坂性能を実現している。

ヘッドライトは、別売りのフロントバスケットを取り付ける位置の低床化とシンプルでスタイリッシュなデザインを両立させた六角形状とし、省電力に寄与するLEDを採用している。メーターパネルには、EVシステムのさまざまな情報を分かりやすく表示。スピードメーターや時計に加え、バッテリーの残量表示のほか、後進時に点灯するリバースインジケーターなどを設定している。

車体色はホワイトとレッドの2色を設定。価格は55万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る