米国発、黄色の重機向けポコポコ泥落しマットが日本上陸

フォッズ トラックアウトコントロールシステム(フォズマット)
フォッズ トラックアウトコントロールシステム(フォズマット)全 9 枚

MCICジャパンは、NASAでも導入されている米国製重機タイヤの泥落とし「フォッズ トラックアウトコントロールシステム(フォズマット)」の日本での販売を開始した。

土木建築現場では、重機のタイヤの泥落としが大きな課題だ。フォッズマットは、大型重機のタイヤについた泥塊を落とすために2016年、米国コロラド州のFODS社が商品開発。黄色のポコポコ泥落しマットとして、全米だけでなくカナダ、英国、豪州、ニュージーランドに広く展開、それに続き日本での販売を開始した。

フォッズマットは、高い耐久性がありながら柔軟性もある高密度エンジニアリングプラスチック製。敷き詰められた突起部によりタイヤを変形させることで、溝にはまった泥や小石を効果的に除去する。突起部分1個の破壊荷重は約9トン。大型重機でも余裕の耐荷重を確保している。

設置は30分ほどで完了。荷下ろし後は、専用工具でを用いて2人で引っ張ることで所定位置まで人力で移動できる。また、水を使ってのタイヤ掃除も必要ないので、環境に非常に優しい商品。簡単にタイヤの泥を除去できるために、人件費も大幅に節約できる。

日本国内では、商品の販売以外に、リース会社と提携し商品リースも行う計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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