ルノー キャプチャー 新型、「ハイブリッド」は燃費が最大40%向上…欧州発売

新型キャプチャーの最初の電動モデルはPHV

ハイブリッドは市街地の最大80%をEVモードで走行可能

「R.S.ライン」の欧州受注も間もなく開始される予定

ルノー・キャプチャー 新型のE-TECHハイブリッド R.S.ライン
ルノー・キャプチャー 新型のE-TECHハイブリッド R.S.ライン全 11 枚

ルノーは3月24日、新型『キャプチャー』(Renault Captur)の「E-TECH」ハイブリッドを欧州市場で発売した。フランス本国でのベース価格は、2万7100ユーロ(約350万円)と発表されている。

写真:ルノー・キャプチャー 新型

新型キャプチャーの最初の電動モデルはPHV

欧州向けの新型キャプチャーには、すでにプラグインハイブリッド車(PHV)が用意されている。従来型にない電動モデルとして、ルノーグループが新開発した電動化技術、「E-TECH」搭載車を設定する。

E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、多くの特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。E-TECHには、PHVとハイブリッドがあり、新型キャプチャーのE-TECHはこれまで、PHVのみだった。

PHVシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量9.8kWhの400Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。PHVシステム全体で、158psのパワーを引き出す。

ルノーのE-TECHは、クラス最高レベルのレスポンス、優れた燃費、減速時の素早いバッテリー充電などにより、最大限の効率を追求する。発進時は、モーターで始動。ブレーキペダルを操作せず、アクセルペダルだけで加減速できる強力な回生ブレーキを採用する。

EVモードでは、最大65km(WLTP計測)のゼロエミッション走行が可能だ。EVモードの最高速は135km/hとした。動力性能は、0~100km/h加速が10.1秒、最高速が173km/hだ。

ハイブリッドは市街地の最大80%をEVモードで走行可能

これに対して、今回欧州で発売されたのが、新型キャプチャーのハイブリッド車だ。このE-TECHシステムは、新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、蓄電容量1.2kWhの230Vリチウムイオンバッテリーを組み合わせる。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力140psを発生する。

E-TECHのハイブリッドパワートレインでは、市街地走行の最大80%をEVモードで走行することが可能だ。市街地走行ではエンジン搭載車に比べて、燃費を最大40%向上させるという。ドライバーはマルチセンスの設定を切り替えて、走行モードを選択できる。日常走行向けの「マイセンス」、低燃費志向の「エコ」、エンジンのパワーを重視した「スポーツ」の3種類が用意される。

フルハイブリッドとともに、効率的な1.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「TCe」エンジンを核としたマイルドハイブリッドも設定される。このエンジンには、12Vリチウムイオンバッテリーとオルタネータースターターシステムを備えたマイルドハイブリッドを組み合わせる。マイルドハイブリッドテクノロジーは、減速中のエネルギーを電気に変えて回収し、バッテリーに蓄電する。そして、加速などの際に、バッテリーの電力がエンジンのパワーをアシストする。 ルノーは、燃費とCO2排出量を削減し、エンジンの再始動をスムーズにし、運転の快適性を高めている。

「R.S.ライン」の欧州受注も間もなく開始される予定

欧州向けの新型キャプチャーに追加される「R.S.ライン」の受注も、間もなく開始される予定だ。R.S.ラインは、『メガーヌ』や『クリオ』(日本名:『ルーテシア』に相当)に用意されており、「ルノースポール」にインスパイアされた新しい外装デザインを採用する。

内外装は、より個性的で活気のあるデザインを追求した。多くの顧客のニーズを満たすスポーティなエクステリアが特長になる。ルノーによると、R.S(ルノースポール)モデルと共通イメージを持たせているという。

エクステリアは、専用バンパー&アルミホイール、F1ブレードを採用した。インテリアには、ブラック仕上げのルーフライナー、赤いステッチが施されたステアリングホイール、カーボンルックパネル、アルミ製ペダルなどが採用されている。

《森脇稔》

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