【F1 バーレーンGP】フリー走行2回目はレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがトップ…アルファタウリ・ホンダの角田は7番手

F1バーレーンGP
F1バーレーンGP全 10 枚

バーレーン国際サーキットで26日、2021年F1開幕戦バーレーンGPがスタートし、フリー走行2回目はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムを記録。7年ぶりの日本人ドライバー角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は7番手で走行を終えた。

コロナ禍の中、2021年の開催スケジュールの最終決定は2月までずれ込むこととなったが、最終的に過去最多となる23戦の開催が決定。3月28日決勝のバーレーンGPで開幕し、12月12日決勝のアブダビGPでシーズンを締めくくる。鈴鹿サーキットで開催される日本GPは第17戦として10月10日に決勝レースが行われる。

2021年はパワーユニットを供給しているホンダのラストイヤー、7年ぶりの日本人ドライバ角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、ミハエル・シューマッハの息子ミック・シューマッハ(ハース)ら大物ルーキーのデビュー、そして4度のチャンピオンを獲得したセバスチャン・ベッテルら大物ドライバーの大量移籍など、話題の多いシーズンスタートとなった。

今シーズンはフリー走行1回目・2回目がこれまでの90分から60分に短縮された。フリー走行1回目はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイム。以下バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と続いた。

フリー走行2回目が始まると、直後に20台全車がコースインしてきた。ここで最初にトップに立ったのはフェルスタッペンで1分31秒842。10分を過ぎたところで角田が1分32秒044の2番手タイムを記録したが、これはコース外走行でタイム抹消。それでも角田はその前に出したタイムで6番手につけていた。

セッション開始20分を過ぎた辺りから予選を見据えてソフトタイヤでのタイムアタック合戦が始まり、まずはハミルトンが1分31秒261でトップに立つと、直後にピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が1分31秒483で2番手に浮上、それを角田が逆転し1分31秒294で2番手に浮上した。その後カルロス・サインツ(フェラーリ)が1分31秒127でトップに立ったが、ハミルトンが1分31秒082を記録してトップ奪還。しかしノリスが1分30秒942を記録してトップ浮上と、目まぐるしく順位が入れ替わる展開となったが、最終的にフェルスタッペンが1分29秒847を記録、これがフリー走行2回目のトップタイムとなった。

2番手はノリス、3番手はハミルトン、4番手はサインツと、トップ4はレッドブル・ホンダ、マクラーレン、メルセデス、フェラーリの4チームによる大混戦。以下ボッタス、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と続いた。

ホンダ勢はトップのフェルスタッペン以下、角田が7番手、ガスリーが9番手、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)が10番手と、4台すべてがトップ10でフリー走行2回目を終えた。

バーレーンGPは27日(現地時間)に公式予選が行われ、28日18時(日本時間29日0時)に57周の決勝レースがスタートする。

■バーレーンGPフリー走行2回目結果
1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分30秒847
2. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分30秒942
3. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分31秒082
4. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分31秒127
5. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分31秒218
6. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分31秒230
7. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分31秒294
8. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分31秒393
9. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分31秒483
10. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分31秒503
11. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分31秒601
12. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分31秒612
13. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分31秒740
14. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分31秒769
15. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分31秒770
16. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分31秒862
17. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分32秒331
18. ミック・シューマッハ(ハース)/1分33秒297
19. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分33秒400
20. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分33秒449

《藤木充啓》

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