【フェラーリ SF90スパイダー】出力1000ps、オープンボディのハイブリッドスーパーカーが日本上陸

フェラーリ SF90スパイダー
フェラーリ SF90スパイダー全 17 枚

「できるだけ前へ進みたい」

「想像を超えたモデル」

2020年11月にオンラインでワールドプレミアされた、フェラーリ『SF90スパイダー』。4月1日に初の日本公開が行われ、フェラーリ・ジャパン代表取締社長であるフェデリコ・パストレッリ氏は同車についてそう説明した。

SF90スパイダーは2019年5月にデビューした「SF90ストラダーレ」のオープンモデル。アルミ製のリトラクタブルハードトップを組み合わせ、ルーフ開閉にかかる時間はわずか14秒。走行中も45km/hまでは作動できる構造となっている。

フェラーリ・ジャパンのパストレッリ代表取締社長フェラーリ・ジャパンのパストレッリ代表取締社長

「限定車ではないが、(『F50』や『エンツォ』、『ラ・フェラーリ』などの)歴代スーパーカーモデルに続く存在。前回のラ・フェラーリよりも上を狙います。より速く、そしてより楽しく」(パストレッリ氏)

「SF90」というのは2019年のF1参戦マシンのモデル名。そこに公道向け市販車を意味する「ストラダーレ」を加えたネーミングからもわかるように、SF90ストラダーレはフェラーリの市販車のなかでも頂点の速さを狙うモデルだ。780psを発生する排気量4.0LのV8ツイタンターボエンジンに加えて、合計3つで220psを発生するモーターも搭載したプラグインブリッドカー。合計出力は1000psにもなり、ホンダ『NSX』と同様に前輪を左右独立モーターで駆動する4WDである。

フェラーリ SF90スパイダーフェラーリ SF90スパイダー

そのオープントップ版となるSF90スパイダーも、開閉するルーフを除けばSF90ストラダーレに準じた仕様だ。今回公開された車両は日本仕様ではなく欧州仕様の試作車とのことだが、日本仕様でも基本的に変わらないという。
価格は5856万円から、デリバリーは2021年末からの予定
搭載位置の低さに驚く! オープントップだけどエンジンが見える
初のPHV、リトラクタブル・ハードトップ仕様[詳細写真37枚]

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  3. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  7. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  8. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  9. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  10. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
ランキングをもっと見る