GMC ハマー EVにSUV、3モーターで830馬力…ピックアップトラックに続いて登場

ピックアップトラックよりも全長は508mm短い

最大トルク1590kgmで0~96km/h加速およそ3.5秒

1回の充電での航続は最大483km

GMC ハマーEV SUV
GMC ハマーEV SUV全 10 枚

GMのGMCブランドは4月3日、『ハマーEVピックアップ』の派生モデル、『ハマーEV SUV』(GMC Hummer EV SUV)をデジタルワールドプレミアした。

写真:GMC ハマーEV SUV

およそ10年ぶりの復活となるハマーは、GMCブランドのEVピックアップトラックとして登場した。ハマーEVピックアップは、パワフルなEVパワートレインを搭載する高性能ピックアップトラックだ。ハマーEV SUVは、このハマーEVから派生したモデル。ハマーEVピックアップをベースに、荷台部分をなくしてSUV化した新バージョンになる。

ピックアップトラックよりも全長は508mm短い

ボディサイズは、全長4999mm、全幅2196mm、ホイールベース3218mm。ハマーEVピックアップの全長5507mm、全幅2201mm、ホイールベース3445mmに対して、全長は508mm、ホイールベースは227mm短い。ハマーEV SUVの最小回転半径は、4輪操舵システムにより10.8mに抑えられた。ハマーEVピックアップの11.3mよりも、取り回し性を高めている。

ハマーEV SUVは、最低地上高406mmを確保した。アプローチアングルは49.6度、デパチャーアングルは49度、ランプブレークオーバーアングルは34.4度。最深渡河性能は、610mm以上としている。

標準装備される「インフィニティルーフ」は、取り外し可能な透明なスカイパネル。車両の前部の「フランク」(トランク)スペースに収納できる。GMC ハマーEV SUVGMC ハマーEV SUV

最大トルク1590kgmで0~96km/h加速およそ3.5秒

EVパワートレインは3モーター+4WDの「e4WD」システムを最上位モデルに搭載する。このシステムは、トルクベクタリング機能を備えている。ハマーEVピックアップの場合、最大出力1000hp、最大トルク1590kgmを獲得し、0~96km/h加速は、およそ3秒の性能を可能にしていた。

一方、ハマーEV SUVも最上位モデルの EVパワートレインは、3モーター+4WDのe4WDシステムだ。しかし、最大出力は830hpに抑えられる。最大トルクは1590kgmで変わらない。「Watts To Freedom」モードでは、 0~96km/h加速およそ3.5秒の性能を発揮する。

オフロード向けの「エクストリーム・オフロード・パッケージ」には、専用18インチホイール、35インチのグッドイヤー「ラングラー・テリトリーMT」タイヤ、アンダーボディプロテクション、ロックスライダー、アンダーボディカメラ、ヘビーデューティ仕様のハーフシャフトなどがセットされている。

1回の充電での航続は最大483km

ハマーEV SUVには、GMの新世代EVパワートレインの「アルティウム・ドライブ」をベースにしている。中でも、「アルティウム・バッテリー」は、大容量のパウチ型セルをバッテリーパック内で垂直にも水平にも積み重ねることができる方式を採用した。これにより、エンジニアは各車両のデザインに応じて、バッテリーの蓄電容量やレイアウトを最適化することができるという。

アルティウム・バッテリーの蓄電容量は、50~200kWhと幅広い。ハマーEV SUVの場合、航続はフル充電で最大483kmを想定している。バッテリーの充電には、「Power Station generator」が利用できる。自車充電用に出力19.2kWのAC充電をはじめ、ジェネレーター機能(120V / 25A / 3kW)、他のEVの充電機能(240V / 25A / 6kW)を採用している。

GMの部分自動運転機能「スーパークルーズ」の最新バージョンが設定される。米国とカナダの総延長およそ32万2000km以上の高速道路において、ステアリングホイールから手を離して、ハンズフリーで運転できる。システムが車線変更を判断する新開発の車線自動変更機能を採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『シビックタイプR』受注停止のままモデルチェンジへ、登場は2026年秋か…最終デザイン
  2. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
  3. ランボルギーニの世界15台限定スーパーカー『Fenomeno Roadster』、ブリヂストン「POTENZA SPORT」新車装着
  4. ブラバス、創業者の夢を実現した1000馬力V12グランツーリスモ「BODO」発表…最高速360km/h
  5. 自動車開発に求められるスピード感、課題解決に向けクエスト・グローバルが提案する「エンジニアリングの力」とはPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. NISMO、豪州に初の海外パフォーマンスセンター設立へ…『スカイラインGT-R』のレストア事業も強化
  2. タイヤは「管理する時代」へ…ダンロップが提案するフリート運用の新常識
  3. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  4. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  5. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
ランキングをもっと見る