ヤマハ マジェスティS、3万2000台をリコール…プーリーナットの緩みで走行不能のおそれ

対象車両は、ベルト駆動用プーリーの締付け部の構造が不適切なため、走行中にプーリーの締付けナットが緩むことがある。そのため、プーリーがケースカバーと接触して異音が発生し、そのまま使用を続けると、ナットが脱落し、最悪の場合、エンストして再始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ベルト駆動用プーリーの締付けナットとワッシャを対策品と交換し、ナットの締付けトルクを変更する。
不具合は51件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
ヤマハ発動機は2017年11月7日、三輪ホイールスクーター『トリシティ125』1万0581台について、同様な問題で改善対策を届け出たが、継続調査の結果、マジェスティSでも不具合が発生するおそれのあることが判明したため、今回リコールを実施する。
《纐纈敏也@DAYS》