【GR 86 新型】欧州仕様車の写真…左ハンドル+6速MT

トヨタ GR86 のプロトタイプ(欧州仕様)
トヨタ GR86 のプロトタイプ(欧州仕様)全 5 枚

トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは4月5日、『GR 86』の欧州仕様車の写真(プロトタイプ)を公開した。

トヨタモーターヨーロッパは2012年夏、『GT86』(日本名:『86』に相当)を欧州市場で発売した。トヨタモーターヨーロッパによると、車名の由来はトヨタのGTカーの歴史と、名車『カローラレビン』(AE86型)に敬意を表したものだという。車名以外では、ハンドル位置を除いて、欧州仕様と日本仕様の基本的な違いはなかった。直噴2.0リットル水平対向4気筒ガソリン「D-4S」エンジンは、最大出力200ps/7000rpm、最大トルク20.9kgm/6600rpmを獲得していた。

2世代目モデルは、欧州でも日本と同じGR 86を名乗る。トヨタの最新スポーツカーは、「GR」のモデルラインナップを拡大するものであり、GR86は『GRスープラ』、『GRヤリス』に続く第3のグローバルGRモデルとなる。

GR 86には、アルミ製ルーフやボディパネルの採用などにより幅広い軽量化を図り、セグメント最軽量の4名乗りクーペになる見込みだという。2.4リットルに排気量を拡大した新開発の直噴水平対向4気筒ガソリン「D-4S」エンジンを搭載し、トランスミッションは6速MTを組み合わせる。

新しいGR 86のボディサイズは、従来型とほぼ同じ。GR 86は低重心を維持しながら、敏捷性を追求しており、ねじり剛性も従来型に比べて約50%向上し、よりシャープなハンドリングとステアリング性能を実現しているという。また、フロントエアダクトやサイドロッカーパネルなどの機能的な空力コンポーネントは、モータースポーツ参戦のノウハウを生かして開発された。GR 86がクラス最高のハンドリングと安定性を実現するのに貢献しているという。

なお、トヨタモーターヨーロッパは、GR 86の欧州仕様車の詳細は今年後半、明らかにする、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る