【スーパー耐久 第2戦】雨模様となった予選は、31号車レクサスRCF GT3がポールポジションを獲得

2021スーパー耐久第2戦予選
2021スーパー耐久第2戦予選全 6 枚

2021年のスーパー耐久第2戦「SUGOスーパー耐久3Hours Race」の公式予選が4月17日にスポーツランドSUGOで行われ、最高峰のST-XクラスではNo.31 LEXUS RCF GT3がポールポジションを獲得した。

シリーズ第2戦の舞台となったスポーツランドSUGOは、昨年11月からピットエリアやパドックなどの拡張・改修工事を行い、ピットレーンは以前よりも2m拡張され、パドック内の車検場やメディカルセンターの場所を移動し、以前よりも広いパドックスペースを確保することができた。

このスーパー耐久が、新パドックの実質的なお披露目の機会になったということもあり、関係者らも興味津々に新しくなったエリアをチェックしていた。

前日の練習走行まではドライコンディションだったが、予選日は朝から雨に見舞われ、クラッシュやコースオフを喫する車両もいくつか見られた。

午後の公式予選では雨足は弱まったものの、ウエットコンディションでセッションがスタート。Aドライバー予選ではNo.290 Floral UEMATSU FG 720DS GT3の植松忠雄が速さをみせ、1分34秒118でトップタイムを記録した。Bドライバーの澤圭太もトップではないものの好タイムをマークし、このまま290号車のポールポジションかと思われたが、セッション終盤になって雨が止み、路面もすこしずつ乾き始めたことで、各車が一斉にタイムを更新。31号車の嵯峨宏紀が1分30秒797をマークし、Bドライバー予選でトップを奪った。

2人のドライバーを合計した総合タイムで、31号車が290号車を0.138秒逆転し、レクサス『RC F GT3』が今シーズン初ポールポジションを獲得した。2番手には290号車のマクラーレン『720S GT3』、3番手にはNo.777 D’station Vantage GT3が続いた。

今回は3時間レースを2つのグループに分けて開催。ST-Xクラスと同じGr.1はST-ZクラスはNo.311 FABULOUS GRMI GR SUPRA GT4、ST-QクラスはNo.28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA、ST-TCRクラスはNo.75 おとぎの国 CIVIC TCR、ST-1クラスはNo.38 muta Racing GR SUPRAが、それぞれクラスポールポジションを獲得した。

明日の午前に行われるGr.2では、ST-2クラスはNo.32 ORC ROOKIE Racing GR YARIS、ST-3クラスはNo.62 HELM MOTORSPORTS RC 350、ST-4クラスはNo.310 GRGarage水戸インターGR86、ST-5クラスはNo.72 TiRacing☆NATS☆ロードスターがクラストップを獲得した。

《吉田 知弘》

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