道の駅「奥永源寺渓流の里」で自動運転サービスを本格導入へ…中山間地域における生活の足

道の駅「奥永源寺渓流の里」自動運転サービスの概要
道の駅「奥永源寺渓流の里」自動運転サービスの概要全 2 枚

国土交通省は4月16日、中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービスとして道の駅「奥永源寺渓流の里」で4月23日からスタートすると発表した。全国2カ所目の本格導入で、路車協調の自動運転システムとなる。

国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における生活の足を確保するため「道の駅」などを拠点とした自動運転サービスの実証実験を2017年度から全国18カ所で実施してきた。

今回、技術面やビジネスモデルに関する実験結果を踏まえ、全国で2カ所目となる本格サービス導入が4月23日から道の駅「奥おく永源寺渓流の里さと」(滋賀県東近江市)でスタートする。

車両はヤマハ発動機のゴルフカートを改造したもので定員6人。電磁誘導線を敷設して車両を誘導する。運転者は同乗するものの、ハンドルなどの操作はせずに運行を監視する。運行ルートは道の駅「奥おく永源寺渓流の里さと」から黄和田町~杠葉尾町までの往復約4.4km。運賃は1回150円、運送料が1回100円。

サービスでは、地域の意見や運行時期の特性などを踏まえながら運行計画などを随時見直し、よりよいサービスを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る