ZMP、首都高速走行データセットトライアル版発売へ…前方映像は高解像度4K

首都高速走行時のフロント4Kカメラ映像イメージ(合流時)
首都高速走行時のフロント4Kカメラ映像イメージ(合流時)全 2 枚
ZMPは、高解像度4Kカメラ映像を含む首都高 速道路走行時の計測データセットのトライアル版(4号新宿線)を5月より発売する。

ZMPではこれまで、首都高全線の約327.2kmをZMP計測車両にて走行し、前後左右4か所のカメラ、3D-LiDAR、GPS、IMU(慣性センサー)、車速や操舵角などの車両データを同期して取得したデータセットを販売していた。今回のトライアル版では前方に高解像度(3840×2160)撮影が可能な4Kカメラを使用。高解像度データによる遠方の車両、標識、白線、道路構造物などを含む首都高速4号新宿線(上り、下り)のデータセットを発売する。

今回のデータセットは、高解像度化が進むADAS・自動運転向けAI・ディープラーニングアルゴリズムの開発や検証に活用できる精度を持つ。また、前方4Kカメラに加え、左右と後方はフルHDカメラを採用、128レイヤーの高精度3DLiDARデータと組み合わせ、車両全周囲を把握する情報を含む。データセットに含まれる車速・操舵角等のデータと組み合わせることで、ADAS・自動運転アルゴリズムをシミュレーション上で検証するといった用途にも活用できる。

価格は19万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  5. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る