東芝買収劇、2週間で“幕切れ” へ、英ファンドが検討を中断[新聞ウォッチ]

東芝(イメージ)
東芝(イメージ)全 2 枚

「実質中止」とか「撤退へ」や「撤回へ」などの見出しが伝えるように、4月に入ってから大騒ぎとなった東芝に買収提案を行っていた英投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」が、事実上、撤退する見通しとなったそうだ。

[写真:上海モーターショーに展示された中国メーカーの小型EV]

4月18日付で東芝には「検討を中断する」との意向を示した書簡が送られてきたという。敵対的な株式公開買い付け(TOB)を行う考えはなく、提案に対する東芝経営陣の判断を待つようだ。

きょうの各紙も1面や経済面で報じているが、CVCが東芝に送った書簡は、A4用紙で2枚分。「東芝に大いなる可能性を見いだしている」と評価。6日付の初期提案と同様、「株式の非公開化を支援する」と記しているという。 

これに対し、CVCから書簡を受け取った東芝は「買収後の具体的な経営方針などが提供されていない。検討を開始することはできない」と表明したという。CVCの提案は、東芝経営陣の賛同が前提条件。東芝側がCVCの提案を検討しない以上、詳細な買収提案は行わないとみられる。

朝日は「東芝に提案2週間急転、株主と対立なお」とのタイトルで、「CVCが撤退に向かうことで、異例の買収劇は節目を迎える。ただ、提案の背景にあった、東芝と現在の大株主との対立はなお残る。今夏の定時株主総会に向け、緊張は続きそうだ」とも取り上げている。

2021年4月21日付

●東芝買収撤退へ、英ファンド(読売・1面)

●五輪観客上限6月決定、政府や組織委、感染拡大判断先送り(読売・1面)

●ソフトバンクG国内最高益へ、4兆円台後半(読売・2面)

●スバル米工場30日まで停止、半導体不足受け(読売・7面)

●防衛産業にサイバー攻撃、三菱、日立など200団体(読売・27面)

●鉄道「時間帯運賃」国も検討,通勤帯の値上げ念頭(朝日・1面)

●緊急事態3度目発令へ、東京・大阪・兵庫週内決定(産経・1面)

●上海モーターショー「人民の足」販売急拡大、50万円弱、中国の低価格EVも登場(産経・11面)

●運転席無人のテスラ車事故2人死亡、米、半自動運転で走行か(産経・11面)

●「185系」純金模型1000万円で受注、JR東の引退車両(日経・34面)

《福田俊之》

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