ポルシェ 911ターボ 新型、2021ワールドパフォーマンスカー賞に… GRヤリス を抑える

ポルシェ 911 ターボ S 新型
ポルシェ 911 ターボ S 新型全 10 枚

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は4月20日、「2021ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」を、ポルシェ『911ターボ』新型に授与すると発表した。

ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、2019年秋から2020年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も動力性能に優れるモデルを選出するもの。

条件は、2021年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。世界28か国の93名のジャーナリストが、投票を行った。

2021ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの結果は、以下の通り。

●ポルシェ911ターボ(822点)
●アウディRS Q8(792点)
●トヨタGRヤリス(773点)

ポルシェから、伝統の『911ターボ』の新型が2021ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーを受賞した。3.8リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンを、2つのVTG(可変タービンジオメトリー)ターボで過給した新ユニットを搭載する。新型911ターボの頂点に立つ『911ターボS』の最大出力は従来型を70ps上回り、650psを獲得した。最大トルクは5.1kgmプラスの81.6kgmを引き出す。

トランスミッションは、ターボ専用の8速「PDK」(ポルシェ ドッペルクップルング)。0~100km/h加速は、従来型を0.2秒短縮する2.7秒で駆け抜け、最高速は330km/hに到達する。0~200km/h加速は、従来型を1秒短縮する8.9秒だ。

なお、ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、過去4年では古い順に、ポルシェの『ボクスター』/『ケイマン』、BMW『M5』、マクラーレン『720S』、ポルシェ『タイカン』が受賞している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る