マセラティの新型SUV『グレカーレ』、実車をスクープ!大きなヘッドライトがくっきり

マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

マセラティは2月、開発中の新型クロスオーバーSUV『グレカーレ』市販型プロトタイプの画像を公開したが、その最新プロトタイプ車両をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて鮮明に捉えた。

グレカーレは、同じFCAのアルファロメオ『ジュリア』や『ステルヴィオ』と共有する「ジョルジオ」プラットフォームを採用する見込みだ。マセラティ初のクロスオーバーSUV『レヴァンテ』よりもコンパクトなエントリーモデルとなり、市場ではポルシェ『マカン』、メルセデスベンツ『GLC』、BMW『X3』らと争うことになるだろう。

「Gracale」と「Trident」の文字がプリントされたカモフラージュをまとった最新プロトタイプからは、そのシルエットがくっきりと見てとれる。

マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
レヴァンテとは異なり大きく丸みを帯びたヘッドライト、より力強いフェンダー、かなりアグレッシブな形状のフードを備えていることがわかるが、そのディティールは部分的に隠されている。またリアエンドでは、クロムトリムで区切られたスリムでスポーティなLEDテールライト、クワッドエキゾーストパイプが確認できる。

わずかに見えたキャビン内には、コントラストステッチと丸い通気孔を備えたダッシュボードのトップデザインが確認できる。インフォテインメントディスプレイが全く見えないため、フローティングデザインではなく、ダッシュボードに組み込まれている可能性がありそうだ。またレザーやその他の高級素材を多用し、無線アップデート(OTA)、ワイヤレススマートフォン充電パッドなどの装備も濃厚だろう。

パワートレインは、ステルヴィオからいくつかのエンジンが流用される可能性がある。おそらく、最高出力272hpを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジン、ハイエンドモデルには、最高出力500hpを超える2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンをラインアップするだろう。

8速オートマチックと組み合わされ、全輪駆動はオプション設定となることが予想される。また遅れてフルエレクトリックバージョンやPHEVの設定も期待できるという。

グレカーレ市販型のデビューは、最速で2021年内と予想されている。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  5. ブラバスがロールスロイスSUVをカスタム! ワイドボディに700馬力の12気筒ターボ搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る