豊田合成、英国生産からの撤退に向けて労使交渉開始

ホンダの英スウィンドン工場
ホンダの英スウィンドン工場全 1 枚

豊田合成は4月28日、子会社の英国豊田合成の生産終了を前提に労使間協議を開始すると発表した。

英国ではホンダが英国工場の閉鎖を決定するなどの動きが進み、豊田合成グループの英国事業の成長が見込めないと判断した。

豊田合成は欧州では2019年12月にドイツの自動車部品の生産子会社を売却し、主力拠点である豊田合成チェコ有限会社(TGCZ)に生産を移管するなど、事業再編を進めてきた。今後、欧州事業については、TGCZを中心に生産性の向上を図り、事業の強化を進める。

英国子会社はロザラム工場とスウォンジー工場の2拠点を展開しており、ウェザストリップ製品、内外装部品を製造している。従業員は458人。

同社では今後、加速度的な事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、将来にわたる持続的な成長の実現を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

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