スロットルコントローラー付けてみた! “欲しい”が凝縮、ブリッツのThro Con

【スロットルコントローラー付けてみた!】“欲しい!”が凝縮した1台3役のスロコン『BLITZ Thro Con』
【スロットルコントローラー付けてみた!】“欲しい!”が凝縮した1台3役のスロコン『BLITZ Thro Con』全 11 枚

求めちゃいけないのは分かっているが
それでも心は叫ぶ『モア・パワー』と

50プリウスが納車されてから5,000キロほど走行したけれど、自動車の進化は凄いなーとしみじみ感じる日々。思っていたよりも静かだし、乗り心地も期待以上で燃費も27km/Lと今までの倍近く走ってくれる。普通ならこれで満足できるはずだけれど・・・やはり物足りなさも感じてしまう。前のクルマが1.4リッターのツインチャージャー、サブコン入れてエアクリ交換してあって、おおよそ200馬力ほどにパワーアップした昭和のドッカンターボみたいな特性。それをずっと乗っていた身体には50プリウスはマイルド過ぎたのかも知れない。これはいかん、せっかく良いクルマなのに乗るたびに不満を持つのはよろしくないという事で何か対処法は無いのか探し始めたのです。

安全性を考えれば当然の処置なんだけど
自分だけが運転するクルマではストレスが溜まる

エンジンONのたびに押さないといけなかったドライブモードボタン

ハイブリッド車には『パワーモード』なんてモノがあることが多く?全車あるのか? クルマにそこまで詳しくないからハッキリは言えないけれど、50プリウスにはあった。それを使えば信号待ちから流れに乗る時にまぁ不満無く加速できる。トイレや飲み物を買いにコンビニへ立ち寄り、改めて運転を開始するとダルいクルマに戻っている。そう、エンジンON時はノーマルモードがデフォルトなのだ。気付いたらモード変更ボタンを押せばいいだけなんだけれど、加速しないイラつきが相まってボタンを押す行為が凄く無駄に思えてしまう。安全面を考えれば当然のことなのは理解できるけれど、自分しか運転しないクルマなのでこの一手間をどうにかしたいと考えたのだ。

極度のめんどくさがりは
アクセルを踏むのすら面倒になる

いかに楽でスムーズな運転をするかが自分にとっては非常に重要なのです

クルマはアクセルを踏まないと速度が出ない。道路の流れに応じてのアクセルワークは運転する以上必須となる。でもアクセルを踏み込むのが面倒と感じる僕は“触れば走る”ぐらいの感覚が好き。プリウスで走ると実際の数値は分からないけれど5cm以上は踏んで、スピードに乗ったら2cmぐらいまで戻す感覚。この操作が運転下手な自分には非常にめんどくさい。前のクルマでも踏みたくないのでスロットルコントローラーを装着して常にスポーツモードMAXで固定して走っていたので、プリウスに移設して使おうかなと考えていたのだけれど、色々探していると希望を全て叶えてくれる素晴らしい製品を発見、それがBLITZから発売されている“Thro Con”であった。

欲しいと思っていた機能が1台に凝縮された
まさに求めていた製品を発見!

今回装着した“BLITZ Thro Con”

BLITZから発売されている“Thro Con”は、視認性の高いVA方式液晶を新たに採用したコントローラーと本体ユニット、車種別ハーネスが入っていて、「エコモード」、「スポーツモード」、「オートモード」から合計20モードを選ぶことが出来る。そして別売のSCSハーネスを接続することでアイドリングストップのキャンセル状態を保持したり走行モードを保持することが出来るのだ。実際には馬力やトルクがアップするわけでは無いけれど、電子制御式スロットルの信号を変換することで、パワーモードであれば実際にアクセルを1踏んだら信号として3踏んだ的な信号になるのでノーマル時よりも加速感が上がることになり踏まなくても踏んだことになる製品だ。前のクルマでもスロットルコントローラーを装着していたので楽になるのは間違いない。それに加えて走行モードをパワーモードに固定できるので確実にストレスは軽減される。まさに求めていた機能が凝縮された製品だったので迷わず搭載する事にした。

同じクルマなのに別のクルマな感覚
スロコンの効果はプリウスでも大きかった

装着後は常にモードMAXで使用中。そしてドライブモードもパワーに固定してくれている

これだけ踏みたくないやらパワーが欲しいと言っているけれど、特別スピードは出さないし年間3万キロ前後走っていてもゴールド免許を保持しているので安全運転をしているつもり。とにかく楽にスムーズな運転を求めているのだ。そのためのアイテムとして今回もスロットルコントローラーを導入したのだけれど・・・やはりその効果は非常に大きかった。アクセルを“触れば”クルマが動き出し、ちょっと踏めば(感覚的には2cmぐらい)流れに乗れる。となればアクセルワークは0~2cmに収まるわけで今までの半分以下の動きでクルマを運転できる。高速の合流も今までより踏まずに入ることができて気持ちにも余裕が出来る。そして何より嬉しいのが常にパワーモードで固定できたこと。これはほんと便利。エンジンONのたびにあの一手間が無い、気にしなくてよくなるだけで余計な事を考えなくて済む。

高速7:一般道3ぐらいの割合。装着後も燃費が落ちたという感覚は無い

燃費も装着前後で特別変化は感じないのもプラスポイントだろう。プリウスだけじゃなく、他のクルマでも同じような不満を持っている人がいるのなら『BLITZ Thro Con』はとってもオススメ出来る製品だ。

クルマの運転は出来る限り穏やかな気持ちでしたいもの。自分にとって不満な点を解決すれば穏やかな気持ちになれるのです。僕にとっては『BLITZ Thro Con』が穏やかさを持たせてくれたので、たまに話題となるロケットにならないように安全運転をこれからも心がけます。

そして今回の『BLITZ Thro Con』だけじゃなく、続々と新アイテムを導入予定。その結果も随時レポートしていきます。

【スロットルコントローラー付けてみた!】“欲しい!”が凝縮した1台3役のスロコン『BLITZ Thro Con』

《藤澤純一》

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