新しい『西武園ゆうえんち』がオープン…古き良き昭和を体験、総事業費100億円[フォトレポート]

西武園ゆうえんちリニューアル
西武園ゆうえんちリニューアル全 73 枚

おせっかいなほど人情味にあふれ、人懐っこい人々

西武園ゆうえんちは、2020年に開業70周年を迎え、「西武園ゆうえんち開業70周年記念事業」として、「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトにしたリニューアル工事が進められ、2021年5月19日グランドオープンとなった。

【画像全73枚】

グランドオープンに先がけ、前日にはメディアを対象にしたプレオープンイベントが開催された。

今回のリニューアルは、USJの再建などを手がけた、株式会社刀のCEO・森岡毅氏と協業して行われ、3年強の準備期間を経てグランドオープンとなった。コンセプトである「心あたたまる幸福感に包まれる世界」という言葉には、情報のデジタル化やSNSが全盛の世の中だからこそ、おせっかいなほど人情味にあふれ、人懐っこい人々との心のふれあいを通じて、心あたたまる幸福感を感じてもらう場所になってほしい、といった想いが込められている。

リニューアルされた西武園ゆうえんちは、大きく4つのエリアに分かれている。まずエントランスに一番近い、飲食店や物販のお店が建ち並ぶ「夕日の丘商店街」エリア、そしてライド・アトラクションが体験出来る「夕陽館」エリア、ファミリーで楽しめるエリアになっている「レッツゴー! レオランド」、そして大観覧車やメリーゴーラウンド、バイキングやチャレンジトレインのある、アトラクションエリアがある。「夕陽館」の入口。映画館という設定なので、映画のポスターなどが貼られている。「夕陽館」は本当に夕陽が当たったときに映えるように、向きまで計算して建築されたとのこと。「夕陽館」の入口。映画館という設定なので、映画のポスターなどが貼られている。「夕陽館」は本当に夕陽が当たったときに映えるように、向きまで計算して建築されたとのこと。

大きく4つのエリアに分かれる

まず今回のリニューアルの目玉でもある「夕陽館」は、「夕日の丘商店街」を見下ろせる高台に建設され、ゴジラをテーマにした世界初の大型ライド・アトラクション「ゴジラ・ザ・ライド大怪獣頂上決戦」が楽しめる。このライド・アトラクションは、ゲストがゴジラやキングギドラたちの激闘のまっただ中に放り込まれ、次から次へと迫り来る予想を超えたスリリングな展開を体験出来るアトラクションだ。オート三輪の宣伝カー駐車されていた。オート三輪の宣伝カー駐車されていた。

「夕日の丘商店街」は、1960年代をイメージした日本の街並みが再現されている。再現は建物だけでなく、八百屋のたたき売りが行われていたり、ポン菓子作りを体験できたり、チンドン屋がどこからともなく現われたりと、昭和の時代に暮らしているかのようなインタラクションが楽しめるのが特徴。プレオープン時にも、盗人と駐在によるコミカルなパフォーマンスが始まったり、八百屋のたたき売りが始まったりと、エンターテイメントショーを満喫できた。また肉屋さんでは熱々のコロッケが食べられたり、ポン菓子作りの様子が見学出来たりと、夕日の丘商店街ならではの雰囲気たっぷりの体験ができた。つねに流れるナレーションもユーモラスで楽しめる。つねに流れるナレーションもユーモラスで楽しめる。

アトラクションエリアは、昔ながらの古き良きアトラクションが残されており、ハード面はそのままながらも、フレンズクルー(係員)によるナレーションや、各アトラクションから流れるナレーションと言ったソフト面は、大幅に刷新され、来園したゲストを笑顔にする内容が盛り込まれている。タコをモチーフにしたライド・アトラクション「オクトパスアドベンチャー」は、プレオープン時に体験できたが、ライド中のナレーションで「決してタコの足の数を数えてはいけません」といった忠告が流れる。忠告を無視して数えてみると、思わずクスリと笑ってしまった。その理由はぜひ現地で確認していただきたい。顔出し看板も設置。顔出し看板も設置。 (C) TEZUKA PRODUCTIONS

「レッツゴー! レオランド」は、漫画家・手塚治虫氏の人気作品「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」のキャラクターが採用されたアトラクションがあり、家族で思いきり楽しめるエリア。「レオとライヤの夕日列車」、「飛べ! ジャングルの勇者レオ」、「レオとライヤのジャングルダンスパーティー」、「アトムの月面旅行」の4つのライド・アトラクションに加え、「巨大すごろく」、「トリックアート」も用意されている。そのほか、アトムやレオをデザインした西武園ゆうえんち限定のグッズを販売するショップ「レッツゴー! バザール」や、軽食を提供する「ミルクホール」、赤ちゃん休憩所も併設されている。

買物もアトラクション、現地通貨を用意

リニューアルされた西武園ゆうえんちでは、お買物体験もアトラクションのひとつと考え、食事やお土産を買う際に必要なお金は「西武園通貨」を使う。「西武園通貨」は、100西武園札と、10西武園札が用意され、10西武園は120円換算となっている。「西武園通貨」は、チケットブースや、園内の店舗で販売されており、3000円で100西武園札2枚と10西武園札5枚、600円で10西武園札5枚と換金できる。

チケット料金は、『1日レヂャー切符(入園+アトラクションフリー)』が大人4400円、小人3300円。『得1日レヂャーパック(入園+アトラクションフリー+西武園通貨450園分付き)』大人9500円、小人8500円となっている。

《関口敬文》

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