日本導入はナシ!? VWの新型コンパクトSUV『タイゴ』、市販モデルを激写

VW タイゴ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
VW タイゴ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 24 枚

VWは今夏、新型コンパクトSUV『タイゴ』を欧州でリリースすることをアナウンスしたが、その市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

タイゴは、南米とメキシコで人気を得た『ニーヴァス』をベースとして開発。『ポロ』や『Tクロス』と同じ「MQBA0」プラットフォームに基づき、「スポーティで活気のある」エクステリアと「独特のキャラクター」を備えた全長4.3mのコンパクト・クロスオーバーSUVだ。

ほぼフルヌードで捉えたモスグリーンのプロトタイプは、L字型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、ハニカムメッシュのグリル、3月に公開されたティザーイメージにあったグリル内のLEDライトバーの代わりに簡素化されたクロムストリップを装備している。

VW タイゴ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)VW タイゴ 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
後部にはディフューザー、新しいグラフィックのテールライトが確認できるほか、テールゲートのセンターのロゴは「Nivus」から「Taigo」に変更されていることが見てとれる。

スパイショットの1つからは、ニーヴァスやポロと似たダッシュボードの上部を見ることができる。おそらくセンター通気孔の真上には10.25インチのデジタルダイヤル、その隣に10.0インチのインフォテイメントシステム「VolksPlay」が搭載されているはずだ。

パワートレインはニーヴァスから流用される1.0リットル直列3気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力は114hp、エタノール燃料で126hpを発揮、6速オートマチック・トランスミッションと組み合わされる。

タイゴは2021年内に欧州で発売予定。日本市場への導入も期待されるが、Tクロスとセグメントが被るため、その可能性は微妙だ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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