ルノーのSUVクーペ、『アルカナ』にハイブリッド2車種を追加…燃費は20.8km/リットル

最大出力145hpのハイブリッドを追加

最大出力160hpの12Vマイルドハイブリッドも追加

CシェイプのLEDヘッドライト

9.3インチのタッチスクリーンは縦長デザイン

ルノー・アルカナ
ルノー・アルカナ全 11 枚

ルノーは5月31日、新型SUVクーペの『アルカナ』(Renault Arkana)に、ハイブリッド2車種を欧州で追加設定すると発表した。

写真:ルノー・アルカナ

アルカナのパワートレインには、ルノーグループが開発したハイブリッド技術、「E-TECH」を搭載する。E-TECHは、ルノーのエンジニアリングによって開発され、多くの特許を取得しており、ルノー日産三菱アライアンスで、構造部品を共用する。

最大出力145hpのハイブリッドを追加

今回、アルカナのE-TECHハイブリッドに、欧州で「E-TECH 145」が追加設定される。新世代の1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つの電気モーター、マルチモードギアボックス、リチウムイオンバッテリーを組み合わせる。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力145hpを発生する。

E-TECHのハイブリッドパワートレインでは、市街地走行の最大80%をEVモードで走行することが可能だ。市街地走行ではエンジン搭載車に比べて、燃費を最大40%向上させるという。ドライバーはマルチセンスの設定を切り替えて、走行モードを選択できる。日常走行向けの「マイセンス」、低燃費志向の「エコ」、エンジンのパワーを重視した「スポーツ」の3種類が用意される。

E-TECH 145には、蓄電容量1.2kWhの230Vバッテリーが搭載される。最大3kmのゼロエミッション走行が可能だ。燃費は20.8km/リットル、CO2排出量は108g/kmとした。ルノー・アルカナルノー・アルカナ

最大出力160hpの12Vマイルドハイブリッドも追加

また、アルカナには今回、12Vのマイルドハイブリッドを搭載する「1.3 TCe 160」も、欧州で追加設定される。効率的な1.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「TCe」エンジンは、最大出力160hpを引き出す。デュアルクラッチオートマチックトランスミッション「EDC」を組み合わせる。

このエンジンには、12Vリチウムイオンバッテリーとオルタネータースターターシステムを備えたマイルドハイブリッドを組み合わせる。マイルドハイブリッドテクノロジーは、減速中のエネルギーを電気に変えて回収し、バッテリーに蓄電する。そして、加速などの際に、バッテリーの電力がエンジンのパワーをアシストする。 ルノーは、燃費とCO2排出量を削減し、エンジンの再始動をスムーズにし、運転の快適性を追求している。ルノーによると、12Vのマイルドハイブリッドが、燃費を8%、CO2排出量を8.5%改善するという。1.3 TCe 160の燃費は17.5km/リットル、CO2排出量は130g/kmとした。

また、この1.3 TCe 160と既存の 1.3 TCe 140 には、「セイリングストップ」機能をオプション設定した。この機能は、「マルチセンス」の「マイセンス」または「エコ」モード時に作動させることが可能。30~140km/hの低負荷走行時に、車両を惰性走行させることにより、CO2 排出量をさらに最大4g/km削減できるという。ルノー・アルカナルノー・アルカナ

CシェイプのLEDヘッドライト

アルカナは、ルノー初のSUVクーペだ。SUVクーペは、メルセデスベンツ、BMW、アウディなど、プレミアムメーカーが主流だ。ルノーはこれらのプレミアムメーカーよりも車両価格を抑えながら、SUVクーペ市場に参入した。車名のアルカナとは、秘密を意味する「ARCANUM」に由来する。アルカナは、Cセグメントに属する新型クロスオーバー車となる。

アルカナの外観デザインは、緩やかに傾斜したルーフライン、高い位置に配されたウエストライン、幅広くボリューム感のあるバンパーが特長だ。CシェイプのLEDヘッドライトは、ルノーデザインのDNAを表現するものとした。

186mmの最低地上高、ワイドなホイールアーチ、17インチのタイヤ&ホイールを採用した。SUVクーペのデザインは、ボディサイドのクロームやパノラマガラスルーフによって強調されている。ボディサイズは、全長4568mm、全幅1821mm、全高1571mm、ホイールベース2720mmとした。ルノー・アルカナルノー・アルカナ

9.3インチのタッチスクリーンは縦長デザイン

インテリアは、触れて心地よい素材、新しいマルチメディアシステム、マルチセンスなどを採用する。スペース、品質、モダンさ、快適さを追求している。

センターコンソールには、Apple 「CarPlay」、グーグル「Android Auto」に対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステム用の9.3インチの縦長デザインのタッチスクリーンを装備した。ドライバーは実用的で使いやすいアプリケーションにより、多くのコンポーネントをカスタマイズできる。

マルチセンス技術により、8種類の照明色が切り替えられる。ドライバー正面には、最大10インチのインフォメーションディスプレイが装備できる。荷室容量は、シートが通常の状態で508リットルとし、後席を折り畳めば、最大で1333リットルに拡大する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  2. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  3. ホンダ『ヴェゼル』がスポーツSUVへ進化!? 次期型はプレリュードの技術を満載
  4. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  5. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. ルノーのスポーツEV「5 Turbo 3E」、エクセディのインホイールモーター搭載…555馬力
  3. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
  4. 中国Desay SV、業界初AIプラットフォーム「EA01U」を日本初公開…人とくるまのテクノロジー展 2026
  5. 【世界主要自動車xEV市場 リスキリング講座】中国編
ランキングをもっと見る