DS 7クロスバック、栗毛色のナッパレザーシートを装備する特別仕様車発売

DS 7 クロスバック グランシック ブルーHDi アルザン
DS 7 クロスバック グランシック ブルーHDi アルザン全 4 枚

グループPSAジャパンは、DSオートモビルのフラッグシップSUV『DS 7クロスバック』に栗毛色のナッパレザーシートをあしらった特別仕様車「グランシック ブルーHDi アレザン」(DS 7 CROSSBACK Grand Chic BlueHDi ALEZAN)を設定し、6月4日より販売を開始した。

「アレザン」はフランス語で「栗毛の馬」を意味する。特別仕様車は、栗毛色のナッパレザーを用いたウォッチストラップシートをあしらったオペラ内装を備え、フレンチラグジュアリー感あふれる1台に仕上がっている。

オペラ内装はこれまでもDS 7クロスバックの最上級インテリアとしてラインアップされていたが、特別仕様車は通常のムラ染のブラックナッパレザーに変えてブラウンのナッパレザーを各部にあしらった。特にウォッチストラップシートは、DS 5から続くDSオートモビルのシグネチャーともいえるシートスタイル。腕時計のストラップからインスピレーションを得た複数のコマが組み合わされたかのような立体的かつシャープな形状が印象的だが、背面と座面部分はそれぞれ一枚革で、立体感はステッチングとクセつけだけで造形している。複数の革を組み合わせると接合部分が固くなり、座り心地が悪くなることを避けるための工夫であり、これもフランスに伝わる革製品の技術を自動車のシートに落とし込んだものだ。

また、シートやドアパネル、ダッシュボードのステッチの一部にはパールトップステッチをアクセントに使用している。真珠のネックレスのように、ステッチが球状に露出させているのもオートクチュール由来の技法。自動車のインテリアとしてこのステッチを用いるための開発に数年かかったという。

ボディカラーはブランナクレ、ブルーアンクル、オルビザンタン、グリアルタンス、グリプラチナム、ノアールペルラネラの6色を設定。価格は657万9000円。

<訂正> 当初、特別仕様車のカタカナ表記を「アルザン」としていましたが、グループPSAジャパンより「アレザン」に修正するとのアナウンスがありました。訂正・再出力しました。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
  5. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る