BMW 3シリーズ もEV化!ヘッドライトは専用デザイン、走りは「i4」を継承か

BMW 3シリーズ EV プロトタイプ(スクープ写真)
BMW 3シリーズ EV プロトタイプ(スクープ写真)全 21 枚

BMWは現在、主力モデル『3シリーズ』のフルエレクトリックバージョンとなる『3シリーズEV』(仮称)を開発しているが、その最新プロトタイプをカメラが捉えた。BMWは電動車ブランド「i」から『i4』、『iX』を導入したばかりだが、今度は3シリーズにEVを設定、ラインアップの拡大を図るようだ。

ロングホイールベース車を基礎とした今回のプロトタイプ車両は、フロントドアに「Electric Test Vehicle」(電気車両)のステッカーを貼り、バッジとエキゾーストパイプのないユニークなリアバンパーを装備している。フロントエンドにはおそらく『iX3』で使用されているものと同様の密閉グリルを備えているはずだ。

注目は、3シリーズとは異なるLEDデイタイムランニングライトを初めて装着している点だろう。クローズアップした写真には、ヘッドライト上部にブーメラン型のDRLが確認できる。

BMW 3シリーズ EV プロトタイプ(スクープ写真)BMW 3シリーズ EV プロトタイプ(スクープ写真)
残念ながら内部の撮影はできなかったが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタと「iDrive 8」を搭載する14.9インチのインフォテイメントシステムで構成されるカーブディスプレイを採用することが予想されている。

スペックは謎のままで、パワートレインはこれまで「iX3」と共有すると思われていたが、最新情報ではi4から流用される可能性が高いという。この場合、83.9kWhのリチウムイオンバッテリーパックを備え、最高出力340ps、最大トルク430Nmを発揮する「eDrive 40」のバリエーションが予想される。これは0-100km/h加速5.7秒、最高速190km/h(電子制御)、WLTPによる航続590kmのパフォーマンスを誇るものだ。

上位モデル「i4 M50」では、最高出力544ps、最大トルク795Nmを発揮するデュアルモーターを搭載、0-100km/h加速は3.9秒に短縮されるほか、最高速度225km/hに向上するが、WLTPによる航続は510kmに低下する。この高性能モデルが3シリーズEVにも設定されるかも注目だろう。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る