地方自治体の自動運転サービス導入計画を支援 国交省と内閣府

地方公共団体の自動運転サービス導入計画を支援を決めた未来技術社会実装事業の概要
地方公共団体の自動運転サービス導入計画を支援を決めた未来技術社会実装事業の概要全 1 枚

国土交通省は6月18日、内閣府と連携して、自動運転サービス導入を見据えた計画策定を支援すると発表した。支援を希望する地方公共団体を募集する。

国土交通省は、内閣府SIP予算を活用し、2017年度から全国18カ所で「道の駅等を拠点とした自動運転サービス実証実験」を実施。このうち、2019年11月から秋田県上小阿仁村、2021年4月から滋賀県東近江市に本格導入した。

これまでの実証実験で得られたノウハウを活用し、自動運転サービス導入を目指す市町村に対して実装を見据えた計画策定を国が支援する。地域の課題解決のための実装に向けて支援を希望する地方公共団体からの申請を6月18日から7月16日まで募集する。

対象は中山間地域や人口30万人以下の規模の市町村で、都道府県が申請する場合、導入を予定する市町村と調整する必要がある。

高齢者や児童等交通弱者の生活の足の確保や農作物の物流確保、観光客の移動など、地域活性化の推進に、自動運転サービス実装を見据えた計画立案を国が支援する。例えば目的の明確化、ルート案の検討、自動運転車両の検討、サービスを持続可能にするためのビジネスモデルなどで、実装に向けた実証実験実施段階における技術的支援を想定している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る