「スナックカー」を2人だけで独占…近鉄が12200系の体験イベント 7月17日

8月にラストランを迎える12200系「スナックカー」。イベント当日は待合室用にNS39編成、体験用にNS51編成が使用される。
8月にラストランを迎える12200系「スナックカー」。イベント当日は待合室用にNS39編成、体験用にNS51編成が使用される。全 3 枚

近畿日本鉄道(近鉄)は6月23日、定期運用から離脱した12200系特急用電車「スナックカー」を1時間あたり2人1組で貸し切ることができるイベントを、7月17日に青山町車庫(三重県伊賀市)で開催すると発表した。

12200系は1969年のデビュー以来、足かけ52年におよび運用されたが、名阪特急が80000系『ひのとり』や21000系、21020系による『アーバンライナー』シリーズにすべて置き換えられた2月のダイヤ改正を機に定期運用を離脱。8月に正真正銘のラストランを迎えることになっている。

今回のイベントは、ラストランを前に企画された「12200系車両Special thanks」と題した特別体験イベントで、運転台見学、運転体験、車掌体験、洗車体験、車両解説が行なわれるが、それ以外の内容も参加者の希望に可能な限り応じるとしている。

開催時間は9~16時で、その間、未成年を除く7組14人が参加できる。

参加費用は会場までの往復運賃や記念品などを含み、1人12万2000円(税込)。最少催行人員は2組4人。申込みは6月25日10時から近鉄のウェブサイトで受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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